2022年一喜一憂した夏の夜
2022年もあと少しで終わり2023年へ。
今年は浦和レッズのホームゲームへ全試合参戦できた。
実に何十年ぶりなのかわかりませんが、平日開催問わず仕事より浦和レッズを優先に意識した結果皆勤賞達成!
今年一番感情の起伏が激しく、しかしサッカーの奥深さ、楽しさを感じた試合は何か?振り返るとこの試合が真っ先に思い出すのがこの試合。
AFC Champions League Semifinal vs 全北現代モータース
2019年以来のACL参戦。
コロナ禍(そんな雰囲気は既にないけど)の為グループステージはタイとベトナムで集中開催。
現地参戦は叶わずDAZNが中継してくれたのでモニター越しからの参戦。
ACLをDAZNで観ていて残った記憶の一つに、サ◯ライトオフィスのCM。
必ず放送中に一回は見かけ、サッカーの中継なのにこのCM?ってのが斬新なのかわかりませんが、私の記憶に深く刻まれたCMでした。
話を戻すとノックアウトステージから埼玉県開催となり、浦和駒場スタジアムと埼玉スタジアムが舞台に。
全て埼スタでの試合となりましたが、駒場だろうがどちらでもホームだったのはよかった。
準決勝の雰囲気を少しでも感じてもらえるように当日撮影した画像と動画で振り返りたいと思います。
浦和レッズの歴史に残る名試合であるし、何度も見返したくなる試合でもあります。
埼スタ周辺とスタジアム
ノックアウトステージは中2日でラウンド16から準決勝が行われました。
開催されたのが8月の夏真っ只中、夜とはいえ湿気が残る暑さで選手の疲労はもちろんですが、サポーターも中2日で埼スタへ駆けつけたので疲労感あったかと思います。
私も仕事帰りに3試合参戦し、準決勝の当日はかなりしんどかったです。
が、これに勝たないと決勝進出できないので気合いで乗り切りました。
到着が少し遅れてキックオフギリギリでした。
埼スタへの道中からチャントが聞こえ、メインロワーには何やらバナーらしきものが見え、Jリーグとは違う雰囲気だなと察しながらスタジアムへ。
スタジアム内に入り北ゴール裏との間にある場所に横断幕が。
普段から指定席参戦のため声出しできないので手拍子やるしかないだろう!と気合が入ります。
準決勝の座席はSA北の4列目をゲットできたのでピッチに近い場所からの参戦でした。
ラウンド16で勝った段階で確か準決勝のチケット販売が始まっていたか始まる直前で、準決勝まで進むと信じ購入。
↓の動画は試合前の北ゴール裏。
ここには映ってませんが、やべっちスタジアムでお馴染みの黒木ひかりさんがレポーターで来てました。
選手がピッチに登場と同時のゴール裏。
間近で見るとジーンと胸が熱くなると同時にさぁかかってきなさいと気持ちが高まります。
試合開始
試合中は集中してしまうのでほぼ画像ありません🙇
先制したのは浦和レッズ。
後にYahoo!ニュースにも掲載されましたが、ボールボーイの素早いアシストにより先制点が生まれ、リカルド監督から褒められるシーンは埼スタの一体感を感じとれます。
ボールボーイといえば(話脱線します)、ホームゲーム時のボールボーイ程心強い仲間はいません。
2017年のACL決勝でもボールボーイが一緒に「歌え浦和を愛するなら、決めろ浦和の男なら〜」を一緒に飛び跳ねていましたし、シーズン中も彼らのお陰で得点につながることもあるので頼もしい仲間です。
↓YouTubeに素敵な動画ありました↓
来年はどこからでも声が出せて、チャントが鳴り響くいつも通りの埼スタに戻っていてほしい!
時を戻して、前半は0-1で浦和レッズリードで終了。
このまま行けば決勝進出となりますが、これで終わる全北現代ではないのできっと後半はやり返してくるはず。
そして予感はあたり、後半PKを与えた浦和レッズは1-1の同点に追いつかれます。
この日の入場者数。
2022/8/25木曜日キックオフは19:30。
この日に23,000人を超えるのは浦和レッズだからこそ!
延長戦突入そしてまさかの・・・
ユンカー選手の惜しいシュート、江坂選手もチャンスがありましたが結局後半追加点は奪えず延長戦に突入。
中2日で試合をこなしてきたので流石に選手も疲れているはず。
こういう時こそサポーターの「声」が選手を後押しするので、ゴール裏からはチャント、メイン、バックスタンドからは拍手で選手を鼓舞します。
普段の試合ではここまでの旗の量はありませんが、重要な試合のため各自旗を持参しスタジアム全体を真っ赤に染めます。
延長前半は得点はなく、後半へ。
そしてまさかの116分に全北現代が逆転ゴールを。
しかも北ゴール側のネット揺らされ目の前でこのゴールを見た瞬間は、時間も含めまさか敗○?と一瞬頭の中をよぎりました。
4列目にいてしかもこの試合は全北現代が北側のベンチでしたので、全選手が目の前でゴールを祝っていて、早く試合に戻れ!とゴール裏からブーイングが。
しかし直後にゴール裏からチャントが聞こえハッと我に戻り、平常心に戻れました。
その後体感としてゴール裏の声が試合開始前より大きくなっていくのがわかりました。そして埼スタ全体がチャントに合わせ手拍子も大きくなり一体感を肌で感じました。
そして時がきました。
終了間際にユンカー選手のゴールで同点に追いついたのです。
まさに目の前で奇跡が起きて、ゴールが遠くでしたので誰のゴールかわかりませんでしたが、周囲から「ユンカー決めた」という声が聞こえ、ユンカー選手のゴールがオーロラビジョンに映し出され埼スタは一気に息を吹き返しました。
↓そのシーンの動画がこれです。
そして延長後半は終了、PK戦へ突入へ。
2007年と同じ状況となりました。
この時まずはホッとしたのと、メンタルがここまで上がったり下がったりを繰り返し、座ってるのに疲労感がすごかった。
職場でもこんな疲労感を感じることはないのに、仕事以上にハードな状況なんだと痛感。
PK戦そして新たな伝説が生まれた瞬間
PK戦は北ゴール側で行われることに。
デジャブかと思うくらいに2007年の準決勝と同じ韓国のチームとのPK戦。
ゴール裏には浦和レッズサポーターが旗を持って集結。
南ゴール裏のサポーターも大旗を担いでバックスタンドを走り北ゴール裏へかけつけます。
PK戦が始まる前の真横から見たゴール裏の雰囲気はこんな感じでした。
先行は全北現代、西川選手が一番手を見事にボールを止めて良い流れに。
次にショルツ選手の番となりますが、ここで意外というか正直驚いたのが、全北現代のGKイ・ボムス選手がPK前に北ゴール裏に向けておじぎをしたのです。
完全ドアウェイの中、後ろからのプレッシャーの中、味方選手のPK失敗という状況の中なのにメンタル強いなと感心しました。
全北が2連続でPK失敗し、浦和レッズは成功、3人目で全北は成功し、浦和レッズは失敗、4人目で全北はボールがポストにあたり失敗。次浦和レッズが決めれば勝利。
蹴るのは江坂選手。
何故かわかりませんが、江坂選手のPKだけは動画に収めました。
そして見事に成功し浦和レッズの勝利!
この時時刻は22時を超えてました。
脳が興奮しているのがよくわかり、眠気よりまだまだ埼スタで余韻に浸りたい欲が勝ってました。
最後に選手がスタジアムを一周。
ピッチに近い席でしたので、推しの選手小泉選手のタオルマフラーを掲げたら気づいてくれて手を振ってくれました。
小泉選手にはかつて浦和レッズでプレーした小野伸二選手を重ねて見てしまうことがあります。
小野選手もレッズで8番をつけてプレー。
2人の共通点がFC琉球時代に1年一緒にプレーしていた、共にゲームメーカーであること。
「レッズの8番は小泉佳穂」これからも積極的に推していこうと思います。
We Are Diamonds
勝利した試合の後のWe Are Diamondsは毎回最高ですが、この試合は特別なものとなりました。
Round16,8の勝利後は歌わず、準決勝に勝利するまでお預けとなったからです。
またコロナ禍で声出しができず、勝利しても歌うことができない期間が長かったので喜びは一入です。
↓是非全部見てください↓
まだ何も成し遂げてない
これでようやくACL決勝へ進出が決まりましたが、まだ優勝してないので何も成し遂げてません。
決勝で勝たないと今までの努力が水の泡に。
準決勝以降のJリーグ、カップ戦を見ると結果論となりますが、集中力、疲労感MAXでとても良い試合ができたとは思えない結果となりました。
まさに2007年でもACL優勝後の残りの試合で優勝が目の前からこぼれ落ちた時と同じ状況。
Jリーグとは違う雰囲気、強度の違う対戦相手との試合ですがその後の失速感にはガッカリしました。
でも浦和レッズ好きなんだよな〜。
韓国勢はやはり強かった
浦和レッズvs韓国勢との試合は毎試合荒れ試合となりますが、全北現代戦はそんな雰囲気がなく、とにかく一喜一憂する120分+PK戦でした。
試合後は全北現代選手を讃える拍手が埼スタ中に響き、自然と起こる相手へのリスペクト(拍手)程美しいものはない。サッカーはやっぱり良いと思えた瞬間でしたし、こういう体験は広めたい。
最後にこれを見てほしい
この試合のハイライトをDAZNのYouTubeで見ることができますが、元気がない時、重要なプレゼンがある前にこの動画を見て「自分もやってやる!」とモチベーションを上げることがあります。
見返すことで選手から勇気をもらえるからです。
↓最後まで諦めない気持ち、信じる気持ち、現地参戦する醍醐味が詰まっている動画です。
サッカーが与える影響は大きく、だからこそ世界中でサッカーは愛されるスポーツなのかなと思います。
拙い文章で読みづらかったと思いますが、ここまでありがとうございました。
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