見出し画像

パッケージが世の中からなくなる?!海藻でできた新素材「Notpla」

私たちが日常でよく使う調味料を入れる小さなプラスチック容器は、使い捨てのものが多い。そのためなかなか回収・リサイクルされず、海洋ごみになってしまうおそれがあるだろう。
そこで開発されたのが、英ロンドンのスタートアップ「Notpla」の海藻から作られたサスティナブルな梱包材である。小袋にしてソースやドレッシング、マヨネーズなどを収納でき、100%生分解するので、使い終わればほかの食品廃棄物と一緒に堆肥にすることができるという。

Photo by Notpla

さらに、Notplaは、食べる水や持ち運べる水として注目を集める「Ooho」も開発。生分解性により、パッケージをそのまま食べることができるのが特徴で、果物のように4〜6週間で分解。スポーツイベントなどに「Ooho」を持って出かけて、そのまま食べて水分補給し、なおかつプラスチックごみを減らすこともできる。

Photo by Notpla

また、Notplaをコーティングしたテイクアウト用のランチボックスも製作。多くのパッケージは紙製で、油をはじくようにプラスチックやバイオプラスチックが使われており、リサイクルや堆肥化ができないとされる。一方、Notplaは耐油性や耐水性がありながら、堆肥化ができるとしている。

Photo by Notpla

▲Notplaをコーティングしたテイクアウト用のランチボックス


画期的なアイデアで、世の中のペットボトルやプラスチックがコーティングされた商品が、脱プラスチックに向けて可能性を秘めた商品だ。


                                                      出典   ELEMINIST


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?