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小学校卒業50周年記念スペインアンダルシア2人旅 4日目

グラナダ カルトゥハ修道院 オスタル 旧市街 ジェラート タパス巡り 宮殿 サーカスショー

今朝は暑くなる前に観光ができるように車でグラナダ移動。約160km、1時間40分のドライブ。30分位走るとそこからは広大なオリーブ畑がずっと続く。彼女は、オリーブオイル生産量世界一のその景色に、さすが!!と感動。立派な高速道路が無料な事にも感心していた。

目的地は旧市街から少し離れたカルトゥハ修道院。車で門をくぐり、すいている駐車場に駐める。外壁はさっぱりした大きな建物。入場料1人6ユーロを払って入場。QRで音声ガイドがダウンロードできるが、そのまま進む。回廊を通って一番の部屋に行くと、沢山の大きな絵が掛かっている。最後の晩餐でキリストの前でテーブルに伏せて寝入っているのはキリストを騙すユダ。不思議な絵だ。

眠れるユダ

主祭壇のある部屋はフレスコ画、大理石のモザイク、金箔を施した木彫に柱頭、沢山の像から床に至るまで、まんべんなく装飾が施されている。ここは1506年から300年かけて作られたと言う、スペインバロック建築の最高例の1つと言うだけあって、圧巻。

祭壇側からの眺め
装飾品の数々

隣の部屋には、タラセアというスペイン伝統工芸の寄木細工の巨大な扉や家具、派手な地模様の大理石の祭壇など、ここもすごい。当時最高の素材と、職人や芸術家を集めて作ったのだろう。初めて来たが、あまり観光客もいなくてゆっくり鑑賞できた。満足。

どこを見てもすごい

車をサイディン地区の友人宅近くの無料の路駐スペースにうまく駐められ、荷物を持ってバスで旧市街のヴェロニカセントロというオスタルに移動。1日駐車場に停めておくと20-30ユーロはかかるので、節約。

花屋の軒先

12時過ぎに到着。ここはBooking.comでシングルベッド2つの部屋を58,20ユーロで予約。通常2時から部屋に入れるので、チェックインの手続きだけして出掛けようと思ったら、事前に午前中に着くことを連絡してあったので、今朝一番始めに空いた部屋を清掃し用意してくれたそうで、アーリーチェックインできた。素晴らしい。4階の中庭に面した静かできれいな部屋。オスタルとはホテルより設備が少ない、ワンランク下の宿泊施設なので、素泊まりだが、ここはサービスは良いし、安くて便利。

階段天井

早速街に繰り出す。ブラブラして、ドブラデオロという史跡、イサベル女王の銅像を見たら、イタリアンジェラートの名店が空いていたので入る。ここはシーズンしか開けない名店で、午後には行列ができる所。私はマロングラッセとヨーグルト味、Yちゃんはピスタチオとブラックチョコレート味を選ぶ。マロングラッセは、栗の固まりも入っていておいしいし、ヨーグルトはとても濃厚で適度な甘さて素晴らしい。グランビア通りは銀杏並木。秋にはこの大通りでなんと銀杏が拾える。

アイス屋さんと街並

大聖堂の横道に入り、マドラサ宮殿という文化センターに入って建物鑑賞。ここもイスラムの装飾やムデハル様式の美しい建物。

大聖堂など

スペインは良い靴が安く買える。夏のバーゲンは8月で終わりのはずだが、セールの表示があったので、よさげな靴屋に入る。早速試し履き。店員さんは親切で色々説明したりお薦めしてくれる。私はソールが柔らかい革で、クッション性のある物が長く歩いても疲れないので、コンフォートでデザインの良いサンダルを30ユーロで買う。マラガでこのタイプはバーゲンでも倍はすると思う。Yちゃんにはなめし革色の上質な革のサンダルを見立てる。素足で履くのが気持ち良い素材。定価40ユーロだが免税手続きしてもらう。出国の際まとめて申告すると税金が戻って来る。
彼女は早速履いていくことにする。

お腹が空いたのでタパス巡りに突入。まずは名店 Bar Avilaに行く。ここは開店前から行列ができる人気店だが、それほど混んでいないので、名前を言ってテーブルが空くまでカウンターで立ち飲み。グラナダは大学都市だからか、昔から飲み物を頼むとタパスが一品付いてくるシステムの店が多い。その上この店は料理を長ーいリストから選ぶことができる。まずは有名なjamin asado。豚の固まりをオープンて焼いて、削ぎ切りしたものをバゲットにのせ、テーブルオリーブを添えたものと、カタツムリを生ビールと頼む。二人で分け合って、少しずつ色々食べる事が出来るので楽しい。カタツムリはパプリカで煮込んださっぱりしたもの。バゲットに煮汁を浸して食べる。どちらも美味。食べている間に名前を呼ばれ、席につく。次は豚足と血のソーセージ。豚足はターメリック味で柔らかく煮付けたコラーゲンたっぷりの1品。血のソーセージは焼いてフライドポテトが添えてある。Yちゃんは白ワインを頼んだ。

タパス

満足して次の店に。La esquinita de Javiでテーブル席に座り、ビールとワインを頼むと、ここは選べなくて2人分のあさりの酒蒸しがでてきた。小さなアサリはアンダルシアのもので、味は濃い。

アサリ

宿で休憩して、また街をぶらつき、バスでキンタアレグレ宮殿に移動。ここの庭園でCAUサーカス学校15周年を観にに行く。入場券はネットで手数料込1人16,09ユーロ。20:30開演予定だったが、ビールを飲んで準備待ち。家族連れが多い。ショーは歴代卒業生の演技をドラムを叩く女性の進行で進めていく。観客はノリがよく、笑ったり拍手したり、歓声を上げて、とても楽しい。

屋外でサーカスショー

22時過ぎに15分休憩で第二部だというので、私達はここで辞めて、旧市街に戻る。もう遅いので宿に近いお薦め店に行ったが、10人以上が待っていたので諦めて広場で1982年からやっているBar manoloにテーブルが一つ空いていたので座る。赤ワインを頼んだら、オーブンで焼いたポテトにマヨネーズ風ソースがかかってスプーンが刺されてでてきた。合わせてモツ煮を頼む。水曜日の23時をまわっても、広場は賑やか。私達は帰って休む。

モツ煮
スプーンがさしてある😅

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