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念願の散歩のはずだったマメルリハ

我が家のマメルリハ・シャルが、8月の後半から度々散歩に行きたがるようなそぶりをまた見せるようになったことを先日書いた。

この後も雲が出ている日や、少し気温が下がった日に限ってなぜか普段行かない窓のカーテンのところから散歩で通る道を見ていたそうだ(怖い!)。


行きたいのか行きたくないのか

そして9月4日の午前中もシャルは自分からその場所に飛んで行き、散歩で通る道をカーテンに捕まって見ていた・・・・

この日の午前中は30度を切っていた。
今日はチャンスだ、連れて行けとな?!

天気予報ではまた翌日から気温が高い日が続く。
こうなったら1回ここで外出訓練として散歩に連れて行くか……

午前中はシャルの散歩コースである緑道がそれなりに人が多いので、私と母は昼過ぎにシャルを連れて行くことにした。そして午後になってシャルが普段過ごしている出窓の奥にある外出用鳥籠を手前に出してシャルを連れ出す準備を始めた。

すでに籠外活動中だったシャルは、外出用鳥籠が出て来たのを「え?」という顔で見ていた。そしていざシャルを中に入れようとすると、シャルは全力で抵抗し始めた。何だが午前中と様子が違う・・・

最終的に母が捕獲して外出用鳥籠に入れたが不服そう。以前のようには喜ばない。

おや・・・・?

もしかして午前中は出かけたい気分だったけど、ちょっと気温が上がって来たし気分じゃないとか?!いや、もっと暑い日に行きたがった事あるでしょ、シャル!

無言の抵抗スタイル

母と協議の結果、このまま一旦シャルを散歩に連れて行くことした。もっと暑い日に散歩をせがまれても困るし、木々を見たらシャルの気が変わるかもしれないからだ。

もともとシャルにとって外出用鳥籠は長時間の移動や嫌いだった外出訓練のイヤな記憶に繋がるものなので、そっちを想像して嫌がっているのかもしれないとも考えられた。

イヤイヤ散歩

無言の抵抗スタイルのシャルを連れて私たちは散歩(約20分)に出発した。シャルが散歩を気に入った時と全く同じルートを歩いたが、シャルのご機嫌は芳しくないままである。

興味を持っている様子も楽しんでいる様子もまったく見受けられない。
その時の気分でこんなにテンション変わるの?!
散歩から戻って来て、家が見えてくると何となくほっとした様子でシャルは外出用鳥籠でひっくり返った体勢をやめた。

やっぱり本当にイヤだったようだ。

帰宅後もしばらくシャルは不機嫌で、普段より騒いだり、人間たちに当たりがきつかったりと不満を全力で表していた。タイミングの問題なのかもしれないが、ここまで来るとそもそも最近散歩に行きたがっていた様子も実は違うことを要求していたのではないかとすら思う。

今度私たちが「散歩に行きたい」アピールだと思っていたそぶりをしたらすぐに外出用鳥籠に入るかどうかで見極めよう。シャルに限らず、少なくとも稲生家にいたマメルリハたちは割と気まぐれな傾向もある。

でも、もし「気まぐれ」の方だったら、ちょっと許さないよ、シャル。この鳥嫌いの同居人(私)にここまで気を遣わせてそれはない(シャルに人間の都合は関係ないことは頭ではわかってはいる)。

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