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マメルリハインコと光回線開通工事

先日引越しをした我が家は、新居で某社光回線のインターネットを申し込みをした。そして第2回良い子キャンペーン中のマメルリハインコを帯同しての引越しから数日後、無事にインターネットは開通したのだが、今回はその時の我が家のマメルリハ・シャルの様子についてである。

私たちが入居した集合住宅は、配管が特殊だったらしく、光回線を延ばす必要があった。その問題の配管の中継地点になる開口部が、ちょうどシャルのいる鳥籠の近くだったため、シャルは開通工事作業の一部を鳥籠内から見ていた。

引越しでさらに経験値を積んだシャルは、工事業者さんの様子を最初は普通に眺めていた。しかし工事業者さんが持参していた光ケーブルの束から、必要な長さの白いケーブルをガラガラ出し始めたらシャルの腰が引けてきた。

もう少し近くで作業されたら、狭い鳥籠の中を飛び回りそうなほど怖かったらしい。母が言うには「小鳥の天敵のヘビみたいだもの、そりゃ怖いわよ」との事。

言われてみれば、シャルは掃除機本体は怖がらないが、掃除機のコードがボタンで素早く巻き取られて掃除機内に収納される様子はいつも怖がっている。鳥籠周りの餌の殻などを私が掃除後、シャルが怖がるのを忘れていつもシャルの目の前でやってしまう。鳥嫌いの悪意ではない。

今度はシャルの目の前に出された長い長い白い光ケーブルを別の場所から引っ張って壁内の配管を通す作業になった。その時シャルの視界には工事業者さんはいない。その状態で白い光ケーブルが、ガラガラスーッと壁の中に消えていくのをシャルは目を丸くして不思議そうに見ていた。

その時のシャルのびっくりした目が、私には面白かった。シャルは日本語を話さないが、目で雄弁にその時の気持ちや意思を表す。

このインターネット開通工事の日の夕方、シャルはまだ積極的に籠外活動(放鳥)をしておらず、鳥籠の開いている扉の止まり木にいた。そこでちらっと鳥籠に母が装着したビタミン剤入りの水の容器を見て、私の方を見た。

その視線の動きと目で「俺は帰りたいんだ!」というシャルの意思を私は読み取り母に伝えた。
(シャルは就寝前にビタミン剤入りの水を飲み、その後母が遮光カバーをかけて就寝するのがルーティン。私が遮光カバーをかけても何かが不満らしく、母が遮光カバーをかけないといけない。本当に私はただの同居人である。)

それにしても目で人間に指示まで出来るマメルリハすごい。でもその指示を正確に読み取る鳥嫌いの人間(私)はもっとすごいからね、シャル。

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