急に寒くなったある春の日のマメルリハインコ

春先は急に寒くなることがある。最近すっかり暖かくなり、それどころか暑さを感じることもあった。急に気温が下がると自律神経に負荷がかかって不調をきたす。

これは人間に限らず、我が家のマメルリハ・シャルにも困った事態である。暖かくなって暑い日もあったので、シャルの羽毛はすっかり冬仕様ではなくなっていたからだ。

そのため気温が下がった日の朝から「夜寒かったー！！！」と文句を言って激怒していた。シャルのいる部屋から最も遠い部屋にいても鳴き声がはっきり聞こえるほどの怒りようだった。近所迷惑。

シャルの機嫌を取るため、母はカイロ(人間用)を鳥籠の壁面に貼り付けてやった。鳥籠用ヒーターが嫌いなシャルが昨冬さんざん利用したものの残りである。カイロが何かよくわかっている賢いシャル殿は、これで気を良くして黙ったのだった。生意気！

その後日中は早く籠外活動（＝放鳥の時間）をしたくて、母に洗濯を急かしていた。以前から洗濯の後に鳥籠から出してもらっているので、洗濯が始まらなかったり、進捗が悪いと生意気にも鳴いて急かすのである。

シャルの基本の過ごし方は以下からあまり変わらず、現在寝る時間は1-2時早まっている。

ところがいざ鳥籠を出て籠外活動！と言う時に、急に寒くなったこの日は少しシャルの様子が違っていた。出たはいいが思いのほか室内が寒かったらしい。シャルはすぐに鳥籠に帰り、カイロで暖まった鳥籠にビニールカバーもしっかりかけさせて熱が逃げないようにさせた。

もちろん部屋は真冬のように寒かったわけではない。でも、自前の冬仕様のダウンを落としてしまっていたシャルには耐えられなかったようだ。

しかし数時間後、また鳥籠から出たがった。今後は鳥籠内でしっかり暖まって来たためか、いつも通り自由に遊んでいた。母が言うには先日の2泊3日の病院お泊まり後、籠外活動時間は長くなっていたらしい。特に帰宅した翌日は昼寝も含めてほとんど日中は鳥籠の外にいたとのことだ。

まとめるとシャルは自由な生活してるなあ。
生まれ変わったら稲生家みたいな家のマメルリハに私がなりたい。

私は少し引越しと仕事の調整で疲れているようだ。