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誤解して怒ったマメルリハインコ

先週我が家のマメルリハ・シャルが、かまってもらえなくても、「あいさつ」さえしておけば納得するという話を書いた。

私が鳥籠の隙間から指を入れ、シャルがその私の指先をまったく痛くないように軽く噛むことが便宜上私とシャルの間でする「あいさつ」になる。

この朝の儀式に関連して、シャルがちょっと誤解してしまったのが今回の話である。

9月24日日曜日。
気温が下がり、久々に朝から涼しい日だったので、私は久しぶりにジョギングに行くことにした。

家の外に出て数分の準備運動後、出発すると背後から追いかけてくるようにシャルの鳴き声が聞こえた。50メートルほど走って移動しても届く鳴き声だった。

朝8時の静かな住宅街に響き渡るほどではないが、普段からシャルの鳴き声を聞き慣れている私の耳には離れていてもはっきりと聞こえていた。

30分程して私が帰宅すると母が言った。
「瀬鴉が(走りに)行ってから、シャルは大変だったのよ」

私が家を出て5分くらいは鳴いていて、しかも怒っていたらしい。母が言うには、私が出かけるのに「あいさつ」をしなかったのが原因であろうとのこと。

シャルは同居している人間の服装で外出するかどうか、その外出が長いかどうか(近場に買い物行く程度かどうか)を判断できる。

しかしたまにしか行かない私のジョギングの服装は把握していなかったらしい。少なくとも部屋着ではないので、外出と思い込み「あいさつがない💢」と怒ったようだ。

実際には私が早く帰ったので、あいさつがない理由もわかったらしく、この件で何か私が被害に遭うことはなかった。むしろその後テレビを見ていたら、呼んでもいないのに私に無断で手の上に飛び乗って頭や首すじを撫でろと要求してきた。甘えてきたというより、「撫でさせに来てやった」感じの態度だった。

みんながみんなシャルを可愛いから触りたいとは思わないんだよ、シャル。鳥嫌いにそんな需要は無かったので、鳥用アスレチックにシャルを戻した。

週明け。
忘れずにシャルにあいさつをしてでかけようとしたら、ちょうどシャルは朝ごはん中だった。食べ終わるのを待っていられないので、指を入れたら、ガブリと3回噛まれた。

食事の邪魔すんなということ?
どこまでも俺様なシャルだった💢

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