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わがままで生意気だが空気も読んだマメルリハインコ


餌を換えさせない

ある日の休日。普段より少し遅く目を覚ました。窓が東向きなので、遮光カーテンの隙間から強烈な太陽光が覗いている。そのため部屋の気温が上がりつつあった。ちょうど母も目を覚ましたらしく、「もう暑くなってきたわね」と私が思っていたことと同じことを言ったその瞬間。

ピピッ!

別の部屋にいた我が家のマメルリハ・シャルも外が明るくなっている事に気付いて目を覚ましていたらしい。そこに母の声がして母が起きたと分かり、朝の水と餌換えの催促をしたのだ。それらをするのは母なので、先に私の声がしても鳴きはしなかっただろう。

とはいえ、人間たちは疲れているのでもう少し休みたかった。それで母がしばらくシャルを放置して、起き上がれるようになってからシャルのところに行った。母が水を換えようとすると既にシャルは不機嫌そう。

餌換えの時は、餌入れに乗って換えられないように邪魔をした。母が餌入れから手を離して置くと餌入れから降りるが、また餌入れを取ろうとすると飛び乗って来る。そんなことを複数回させられて母もイライラが募る。あきらめて母は餌を換えるのをやめてしまった。

前日や朝一に思い通りにいかないとシャルがよくやる手口である。最近はしつこくなって悪質化したらしい。生意気がすぎる。そういえば今年の7月で7歳じゃん。昨年↓6歳になったと投稿してからもう1年経ったのか・・・・

母の長電話を我慢

引越しで忙しくしていたので、母は定期的に電話で連絡を取っている友人の何人かにまだ電話をしていなかった。母がしてくれようとした餌換えをシャルがおおいにジャマをした日の夕方に、母が電話を始めた。

母が通話していた場所はシャルの鳥籠がある出窓のある部屋で、その時ちょうどシャルは同じ出窓にある鳥用アスレチック(出窓版・Newバージョン)で遊んでいた。シャルは「いつもの電話だ」と思ったらしく黙って静かにしていた。

その時母が話していたご友人の方は、最近色々あったらしく、通話時間はどんどん延びていき、出窓の外にある街灯がつく時間になった。その街灯がつくと出窓にいるシャルにはまぶしいので、最近はいつもそのタイミングで就寝するようになっていた。つまりシャルの寝る時間になってしまった。

シャルは一言ピッ!と鳴いてみたが、母は電話を打ち切れる状況になかった。スピーカーホン状態で通話していたので、シャルには母の友人の声や話す内容も聞こえていた。どうやら要求は通りそうにないと判断したシャルは、その後時間を空けてもう1回ピッと鳴いてみたがダメだった。

2時間近くなって電話が終わると母はシャルに「シャル!ありがとう!!」と言っていた。心底そう思ったらしく、その声は別室の私にまで届いた。そう言われた瞬間シャルはピピピピッ💢と言って、就寝準備(ビタミン剤入りの水の用意と遮光カバーをかける)を催促した。

母によると別の友人と先日話していた時は、その時も通話が長くなり切れない状態だったが、1時間58分経過したところまでシャルは我慢してついに一声鳴いて、電話の向こうの方が気付いてくれて電話を切ることになってしまったらしい。

母が電話している場合に限り、シャルの我慢の限界は2時間弱のようだ。自分のスケジュール(就寝時間)が変わってしまっても、そこまでは臨機応変に我慢できるのは偉いとも言える。

生意気さと賢さは表裏一体・・・鳥嫌いとしては、もっと言いたいことはあるが今月はシャルの誕生月なので何も言うまい。

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