人間に不満を主張するマメルリハ
我が家のマメルリハ・シャルは、以前から人間たちの自分に対する扱いに不満があるとそれを遠慮なく主張する。
7月19日
少し前の7月19日。
私は仕事が休みで、午前中は母と買い出しに出かけた。そのためシャルは午前中はずっと鳥籠にステイで、籠外活動(=放鳥)はもちろん、人間たちにかまってもらえなかった。
ここまでならシャルも「たまにあること」として許容範囲だったのだが、暑い中買い物に行った人間たちは、午後は疲れてしまいシャルの相手などしていられる状態でなかった。
午前中だけでなく、午後もかまってもらえなかったシャルはこれで密かに激怒した。
その後やっと鳥籠から出してもらえたシャルは、出してやった私の手の上ですぐに「落とし物」をした。しかも足で私の指をしっかり掴んで、あえてそうしているのが分かるようにだ。「そんなつもりはなかった」感が一切ないのが、その場にいた母にも見えるようにやっているのも分かった。
その様子を見た母が、「そうだね、シャル。その怒りは正当なものだね。」と優しい声でシャルの気持ちを思いやる言葉をかけた。
そんな母の手の上に移動したシャルは、頭を母に指で撫でさせて午前中からのかまわれない不満を解消にかかったのだった。
「落とし物」攻撃を受けた私としてはイラッ…やモヤ…が大いに残ったが、これ以上被害に遭いたくはなかったので引き下がった。
8月8日
ちなみにこの時から3週間ほど経った8月8日今日。
今日だけで既に2回、私はまたシャルに「落とし物」をされている。先週2回ほど出勤前のあいさつを忘れたし、あいさつを忘れるレベルでシャルにかまっていなかった気がしないでもない。
まずは午前中最初に鳥籠から出た時に1回。
2回目は以下のような状況でやられた。
私と母が暑さによる疲労で昼に眠ってしまい、その時籠外活動中だったシャルもスヤスヤ寝ていた(表面が冷たい餌の缶に身体をくっつけて)。1時間経過したところでシャルは先に起きたらしく、私や母を起こそうと大きな声で鳴いた。
シャルのいる出窓近くのソファで気を失っていた私は、その声で一瞬目を覚まし、シャルの方を見ると鳥用アスレチックに設置されている鏡の上で仁王立ちをしてこちらを見ていた。
でも睡魔と肉体疲労の方が強くもう一度気絶し、1時間後に目を覚ますとシャルは自分で鳥籠に戻っていた。先ほど無視して眠ってしまったことを詫びようと鳥籠からシャルを出して声をかけようとした瞬間に2回目をくらったのだった。
お願いだから鳥嫌いの同居人はノーカウントでお願いしますよ、シャルさん・・
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