マメルリハのウェザーニュース②

先週我が家のマメルリハ・シャルが事前に雨が降り出すことを人間たちに教えてくれることを紹介した。シャルのおかげで洗濯物が助かったことが何度もある。しかしそのアビリティが引越し後はあまり発動しなくなった。

能力の衰え？

少し前の雨が降ったりやんだりしていた休日のある日。1度目に雨が降り出した時に私は、洗濯物を慌てて取り込むはめになった。取り込みながら私は、雨が降り出したことよりもシャルがそれを教えてくれなかった不親切に少し腹を立てた。母によると最近こういう事が多いらしい。

そこでふと気付いた。6月に稲生家が引越しをして以来、シャルは新居の出窓を占領して生活している。しかし暑さを避けるため、断熱マットとカーテンで出窓をふさいでいるため、窓辺にいてもシャルはほとんど外が見えていない。時々シャルの希望で出窓の端のカーテンを開けることがある時くらいしかシャルには外が見えない。

シャルの雨予報判断基準は視覚？それとも？

前回シャルが何で雨が降ると判断しているか分からないと書いたが、もし視覚情報で判断しているならば、窓の外が見えなければ絶対に判断できないのでは？しかも以前は南向きの窓辺で東・南・西の空をシャルは見渡せていたが、現在は北向きの出窓にいて窓はふさがれている。西からやって来がちな雨雲の到来が見えないのではないだろうか。

いや、でもよく考えたら今日は雨が降り出す少し前に母や私のところに飛んで来たような・・・？本当はあの時伝えようとしたのに、私がまったく雨のお知らせだと思わず、シャルが伝えることをあきらめたのだろうか・・・？もしそうなら今後お知らせさせるためにはごほうびが必要！ということで、シャルに念のため麻の実（ごほうび）が支給されたのだった。

シャルの判断基準は判然としないが、察する力には定評があるのでその力を発揮しているのかもしれない。

ちゃっかり

その後雨がやんで、しばらくするとまた降り出した。もう洗濯物は取り込み済みなので慌てない・・・が、別室にいた私と母のところにシャルが飛んで来て何か言っている。どうやら麻の実をあげたタイミング（雨が降り出してから洗濯物を取り込んだ後）から、あわよくばお知らせだけでもらえると考えたようだ。

そうはいかない。
今回はさっきよりお知らせが遅いし、
もう洗濯物入れてるから！
世の中そんなに甘くないよ、シャル。

今は夏なので北側の窓からも時間によっては、東や西の強い日差しが入るので窓をふさいでいるが、季節が秋になったら断熱マットを無くす。そうなってからシャルがまた雨のお知らせを降り出す前にできるようになったら視覚的判断をしていると分かるかもしれない。マメルリハ、謎が多い。