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自粛やめたらお尻の穴が二個になった話①

どうも、はつざつひじりです。

色々と某ウイルスに振り回される昨今ですが、皆さんはお元気でしょうか?

わたしはこんな感じです

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「病人 フリー画像」で検索したらまあまあ上位に出てきそうな画像でウケますね、今日はなぜ私がこんなことになったかをお話していこうと思います。


始まりは生レバー

それは7月某日、東京都内で飲食店への休業要請が解除されて間もなくの頃のことでした。

休業要請が解除されて少し経ったので、久しぶりに外にご飯でも食べようと思い、近所の焼き鳥屋に出向いたことがすべての始まりでした。

休業要請が解除されたとはいえまだまだコロナ禍の最中であり、席数もメニューもだいぶ少なく、それに伴い店員さんも最小限の人数で慌ただしくしていました。

「色々大変だなぁ」と思いながらも店の人気商品であった白レバー(フォアグラのように油が乗った鶏のレバー)を注文。

うん!久々に食べたけど美味しい!

でも、何か違和感が…焼きたてなのにちょっとぬるい感じ…?それに心なしか生っぽいような...

そう思い食べていたレバーを見ると、確かに生っぽい見た目、しかもほんのり血が滴っていました。

「これやばくね?」と思ったのですが、店員さんも忙しそうにしてるから何か言うのも悪いし、それに生っぽいとはいえ、店で出してくれたものなんだからお腹壊すほどのモノじゃないでしょ!

と、高を括ったのがいけなかった...

その日は何事もなく帰宅、その翌日も何も起こらず「これは完全に大丈夫だな」と安堵していました。

しかし三日目の昼頃、異変が訪れました。

地獄の始まり

最初の異変は下痢でした、元々お腹を下しやすい体質+痔持ちなので始めは「あぁ、いつものか」ぐらいに思っていたのですが、明らかに頻度が多すぎました。15分に一回ぐらいトイレに駆け込むほどで、しかもその下痢自体もめちゃくちゃにシャバシャバ、途中から自分の排便の音とウォシュレットの音がわからなくなり排便中にウォシュレットの「止」ボタンを連打してしまうほどでした。

「まいったな~完全にあのレバーが当たってんじゃん、つらいな~」とこの時点では思っていました、この後更なる地獄が待ち受けているとも知らずに...

その日の夕方ごろになっても下痢の勢いは止まらず、それどころかなんだかフラフラしてきました。これはもしかして...と思い熱を測ると38℃程の熱

「あれ?これもしかして...やばい?」とこの時点でようやく気付きます、しかもどんどん体調悪くなる一方。この時割と「死」を覚悟しました。

完全に余談ですが、熱で意識が朦朧としていたせいで「熱が出たらタマキンを冷やさなければいけない」という知識だけが頭に浮かび、タマキンを冷凍カリフラワーで一晩中冷やしていました。熱が出ると人はここまでおかしくなれるものなんですね。

そんな気の狂った夜を何とか乗り越え、朝一番に病院へ。しかしここでも問題が、コロナウイルスのせいで、熱がある患者は病院の外で問診を受ける決まりになっているらしいです。真夏の太陽が問診を受ける私の体を焼きます、これが下痢とのダブルパンチでマジでつらかった...

そんな問診も終わりいよいよ診察へ。診察室へ入って、開口一番にお医者さんに言われた言葉が...

「食中毒ですね」

そうでしょうね。

詳しく説明を聞くとカンピロバクター属菌と言われる、生の鶏肉に多く住んでいる菌がおそらく原因だろうとのことでした。なんでも「食中毒の原因菌を摂取してから2~7日程度で発祥し、激しい下痢と38℃ほどの熱が出る」とのことでした。こんな100%モロに症状でるんだ...

また、食中毒はしっかり原因の菌を出し切らないといけないので下痢止めは出せないとのこと。

「まあつらいけど仕方ないよな...これが自粛しなかった私への罰か...」と反省しながら帰路につきます。

この後三日はほとんど物が食べられなかったり、下痢が止まらなかったりと色々大変だったのですが、約一週間ほどでほぼ完治という形になり、今回の件はこれで一件落着...


と、思うじゃん?

私はまだこの時点では知る由もありませんでした。

こんなもの

この後に待ち受ける地獄に比べれば屁でもなかったということに...

続く



※追記※
タマキンを冷やしたカリフラワーを載せました


タマキンを冷やしてくれたカリフラワー

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