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共感性の話(2)

共感性が強い人は、他者との境界が薄いらしい。

他者との境界が薄い。とてもしっくりくる。


例えば、

待ち合わせで相手が遅れて来たところに、「お待たせ~」と言ってしまう。

お土産をいただきながら、「つまらないものですが…」と言いそうになる。(自分でもびっくりした)

同期が仕事で落ち込んでいると、自分も頭がいっぱいになり、2時間の散歩が必要になる。

必ず言わなければいけない状況で、相手が傷つくであろう言葉を伝えるとき、話す傍から涙が出てくる。


おかしなことだが、自分は、相手ではない、という感覚が必要だ。

その人が何を感じていようと、それは私ではない。


たぶん、それでずいぶん楽になる。

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