読みかけの物語とまだ使えない切り札と保険
運営ミーティング
オンラインサロンほいくのなかまを始めて2年が過ぎた。
そろそろもう一度しっかり現状とこれからを考える必要があるよねと運営3人がリアルに顔を合わせた。
続けるのか辞めるのかまで含め頭の中を一旦ゼロに戻して、改めてサロンと向き合う時間になった。
その中でふと出てきた、今のサロンを表す例えが個人的におもしろかったので書き残してみる。
読みかけの物語
「もし今サロンを辞めたら?」という問いの中で出てきた例え。
自分はサロン内でのプロジェクトやそのつながりにも価値を感じているが「サロンを運営すること」にもすごく価値を感じている。
今サロンが終わってしまうことは「サロン運営」という物語を途中でとりあげられている感覚に近いなと思った。
もしくは連載漫画の打ち切りのような強引な終幕のような。
この「まだ続きが読みたい!」という感覚は、読み手であり、登場人物でもある自分が、このサロンでやること、やりたいことがある証拠なんだろうなと。
まだ使えない手札のカード
サロン運営、まだまだ工夫の余地があるし、うまくまわってるとは到底言えない。
だからといって辞めてしまったら、この先のとある場面でサロンを続けておけばよかったと後悔する日がくる気がしている。
山札から手元にくるのが思ったより早く、今すぐにはいらないが、もうすこし場が変わるとこのカードが輝く時がくる。みたいな。(遊戯王や大富豪でこの感覚ある。ない?)
サロンカードが輝く場面に導くためにもまだ自分ができることがあるし、時間、時世もまだかかるのかもしれない。
保険をかけている
自分がサロンを始めた理由に、「地域を越えて熱量の高い保育者と繋がりたい」というものがある。
それは、自分の思考を固定化しないため。
今、サロンには、地域はもちろん、いろんな立場、年齢の人がいる。それぞれの角度から保育を語ってもらうことで、自分から見える保育だけではないことに毎回気づかされる。
いろんな考えを吸収するってことは、偏った思考をほぐすこと。ストレッチしてケガをしずらい身体をつくるみたいに。
タイトルを少し補うなら、偏った思考で事故らないように"保険をかけている”ということになる。
(よくよく考えれば事故ったときに効果を発揮するのが”保険”だけど笑)
おわりに
今回のミーティングで、今後どうするかというところまで具体的に決まったわけじゃないけど、運営の意識のすり合わせはかなりできた。
そしてまた新たな1ページが刻まれていくのである。
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