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今後のためになる!最近受けた試験の勉強をしながら思ったこと:予想と実際が違ってた成果の現れ方

期末テスト、高校受験、大学受験、と数を上げれば限りないほどの試験を通り抜け子供は「大人になる」のですが、大人になってからも次の段階へ進むためには難関!を突破する必要性が数年に1回は訪れます。私の場合も医師国家試験、IELTS、PhD Vivaと振り返ると勉強漬けの時期が何年もありました。その頃は特に勉強方法に対する考察などはしたことがなく、とにかくやってた。

この年になってもう試験を受けることもないだろうなあ〜と思っていたのに、、、難しくはないのですが、落ちると恥ずかしい(しかも余計にお金がかかる)The Life in the UK testという英国でのいわゆる永住権Visaを取るためのテストを受ける必要がありました。久しぶりのテスト、ちょっと振り返ってみたら開始時に予想していた成果の上がり方と違っていたので、ご報告します。誰かの今後のためになるかも!

勉強開始ツールに無料の練習テストを載せてくれているサイトが2−3個あって、練習テストの総数は大体100個くらいあります。スケジュール表に1日1個、この練習テストをやる、3ヶ月後にテスト、というような予定を立てました。

練習テストはこんな感じ 1日1個やって100日分くらいはある

当初の予想では . . .

試験当日までコンスタントにやっていきたいと思っていました(順調に階段を登る感覚でイメージ)。それが一番ストレスがないだろうと。

実際は . . .

1. やる気満々期:最初の1−2週間は順調に1日1個こなしていきます。やる気◎の時期です、ただし続かなかったのです。やる気のある時期は思ったよりも短い(<2週間)。

2. 停滞期:早速やってきたのが辛い停滞期。今日-忙しい-明日やればいいか-症候群や、読んだはずなのに-全く覚えていないことに気づく-ガッカリ病や、こんなクソ問題(失礼)知るもんか-イライラ症状などで全く進んでいる気がしません。そしてこの時期の長いこと長いこと>3分の2を占めるのでは。

3. 焦燥期:そんなこんなでダラダラしていると気がつけば試験の日程が1ヶ月を切っている、と慌ててガンガンやる。いわゆるお尻に火がつくという状態です。

4. 最終期:ふと気が付くとサクサク解けるので、面白くなっている、これもあれも簡単(前にもやったし)になっている。しかもスピードが早い。1日1個解くとしていた練習テスト(上記)も5分ほどで終わる。最後の2日間ではいままで解いた問題すべて復習でまるっとやり直しできるほどのスピード感に到達。ただしこの時期も短い(笑)、気づくともう明日は本番テスト、でした。

図にするとこんな感じです。
左からやる気まんまん期→停滞期→焦燥期→最終段階です。

テスト勉強成果の移り変わり 予想(青点線)、実際(緑実線)


この現象ってテスト勉強だけでなく、どんなものにも当てはまるのかもしれません。例えばピアノ、私は途中でレッスンを挫折していますが(今はもう多分全然弾けない)、それはなかなか進捗しない辛い時期を乗り切ることができなかったからだと思います。このなかなか進捗しない辛い時期が思ったよりも長いことがわかったのが発見でした。

教訓:新しいことを始めるときは目標到達までの道のりの中で、なかなか(もしくは全然)進捗しない辛い時期が当初思ったよりもずっと長い>3/2 以上、一直線に成果が上がるというものではない、ということを覚えておくべし

HTMF管理人考察

ちなみに50ポンド払って受けるテストは無事に合格(75%合格率)で2904ポンド(Home office fee)と199ポンド(UKVCAS fee)=合計3153ポンド =516,453円かかりました(高!)ようやく昨日永住権のカードも受け取って、5年かかったVisa問題も決着。やれやれ。

いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。