成功事例には、勝ち方が書かれている

こんにちは、すっかり春めいてきましたね。春って、なんだかウキウキしますね。

そんなハッピーな気持ちで目を向けると、いろんな発見ができます。

学生時代、歴史の授業はあまり好きではありませんでした。ですが、大人になってから歴史に興味を持つようになり、積極的に本を読んだりします。
それは、何年にどんな出来事があったか、という歴史の教科書のような話ではなく、その時に描かれたドラマです。

史実はどこまで本当かわからないところもありますが、それだからこそ惹かれます。歴史にはいろんなドラマがありますが、大きく歴史が動いた時には戦いがあります。そこに勝者があり、その積み重ねで歴史が作られてきています。

何も何百年前の話ばかりではなく、現代にも様々な戦いがあります。

いまはTV番組を見逃してもネットの見逃し配信で見られたりしますが、かつては「ビデオデッキ」で番組を録画して見ていました。その家庭用ビデオには２つの録画方式があり、「ビデオ戦争」などと呼ばれシェアを争っていました。結果、片方がシェアを拡大し続けその勝者となりました。
勝者には勝つ要因があり、敗者にはその要因があります。

売れている商品、競争で生き残った商品には、勝ち残る要因があるはず。それをお手本にすれば、成功率は高まるのでは。

反対に、売れない商品、競争で負けて消えていった商品には、負ける要因があるはず。それをお手本に、その要因を排除していけば成功率は高まるのでは。

成功事例（売れているもの）をお手本にする。

先ほどのビデオデッキの戦いですが、やがてビデオテープからハードディスクへ、そして今は配信サービスへと役割が移っています。常に時代のニーズやトレンドに合っていかなければなりません。その点も大事なところ。

成功事例には勝ち方が書かれている。そこには不変のものもあれば、時代のニーズやトレンドに合わせて進化していかなければならないものもある。

マーケティングには、いつも大発見！があります。