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HSPの読心術「心理推察」の能力|HSPがカウンセラーに向いている理由

「Aさん、今日は顔色が悪いし、声がいつもより出ていない。本題に入る前にちょっと軽めの話を挟むか」

みたいなことを、日頃からよく感じとり考えている。

妻から「なんでいつも人の気持ちばかり考えているの?」と言われたことがある。

僕はとにかく目の前にいる人の心の動きに意識がいく。

目の前にいない人の気持ちまで考えることも少なくない。

最近、心理推察という言葉を知った。

心理推察とは、他者のしぐさや表情を観察して、瞬時に相手の感情を予測すること。

HSP気質の人は、これを日常的にやっている。

「HSPは読心術が使える」「HSPにはテレパシー能力がある」といわれることもあるが、感覚が研ぎ澄まされている人が多いゆえに、人の心の動きがわかりやすいのではないかと考えている。

HSPがカウンセラーに向いていると言われやすいのも、心理推察能力が関係しているのではないだろうか?

HSP気質を自覚したあと、HSPカウンセラーとして活動されている人を結構見かける。

僕はカウンセラー資格も何もない人間だが、よく悩み相談を受けるし、これまでに何度も「まるでカウンセラーみたい」と言われてきた。

話を傾聴するときは、相手に意識を向ける。

「何を感じて何を考えているのか?」を徹底的に想像する。

自分主体ではなく、相手主体で考えるのだ。

その人が何を話したかを細かく覚えているので、そのデータをもとに今の悩みや今、感じていることを推察する。

ただし「人の悩みを自分が解決できる」などと大それたことは思ったことがない。

悩んでいる人は、悩みを打ち明け自分の話を遮られずに、心理的安全が保たれた環境で傾聴されることにより、脳内が整理される。

話を聴くことは、邪魔をしない壁になることだと思っている。

壁打ちテニスのように、何度も何度もボールを打つことによって、話している側が自然に問題点や問題解決策について気づくのだ。

以上が僕のHSPに関する心理推察やカウンセラー適性があるといわれることに対する考察だ。

もしみなさんも心理推察の実感や、カウンセラー適性を自覚されている方がおられれば、教えていただけると嬉しいです。

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