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HSPやINFJは重要事項ほど「あなたが大事にしている人以外に伝えない」が最適解な理由

これまでに何度も繰り返した失敗がある。

「この人に、このことを言わなかったらよかった」というものだ。

承認欲求を満たしたり、自己重要感を感じたくて、つい言わなくてもいいことを言ってしまうパターンが多かった。

冷静になり「しまった。調子に乗り過ぎてペラペラと…」と思っても後の祭りだ。

言ったあとに明らかに相手の眼付が変わり「こいつは利用しやすい」とロックオンされたことが、これまで何度もあった。

「雄弁は銀 沈黙は金」という言葉がある。

雄弁に自身のプライベートなことまで話すと、距離を縮めたくない相手とまで距離を縮めてしまう。

秘密を開示された相手が「自分は近い距離で接していいんだ」と思うのは、当然だろう。

だからこそ「この人にはここまで伝えるが、これ以上は絶対に伝えない」と決めておくといい。

人間は聞いてないふりをして、誰が何を言ったかを耳ざとくキャッチしているものだ。

中には演出的な自己開示をすることで、あなたの重要な情報を抜き取ろうと企む狡猾な輩だっているかもしれない。

大切なことは、いつだってシンプルだ。

「大事なことを伝えるのは、自分にとって本当に大事な人だけ」とルール設定しておく。

それだけを守れば、何も恐れることはない。

逆三角形をイメージすると、わかりやすい。

言っても差し支えない薄い情報は、表層の方にたくさん置いておく。「知られても傷つかないこと」をふんだんに用意しておくと、心の防衛につながる。

そして極力言わない方がいい情報は、深層に固めてめったに浮上させない。

情報の階層を作ることで「この人には、ここまで言える」「この人には、ここまでしか言えない」と線引きがしやすくなる。

あなたのにとってコアな情報を伝えていいのは、心から信頼できる一握りの人だけかもしれない。

言うにふさわしい相手かどうかは、時間をかけてゆっくり見定めることだ。

素直で人を疑わない人ほど、すぐに相手を信頼して失敗する。

ズルい人間ほど「自分は信頼に足る人間ですよ」というアピールに長けているから、注意が必要だ。

むやみに重要なことを明かさない。それはあなたという大切な存在の尊厳を守ることにつながるのだ。

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