HSPやINFJほど「劣等感を刺激される相手」「みじめさを覚える相手」から早く離れた方がいい理由
社会で暮らす際に、人との比較、競争はどこかついて回るものだ。
競争が大好きで「競争こそが我が人生」という人もいれば、「競い合うのは苦手」という人もいる。
前者と後者の相性は最悪である。
もしあなたが競争に対して苦手な思いを抱えているのに「どっちが優れているか勝負しよう」と誘ってくる相手がいたら、即刻離れよう。
相手に悪気はない。勝ち負けが好きな人は、そのような価値観で常々動いているから空気を吸うように競争をしている。
もしあなたに「競争から逃げるのは良くないこと」といった考えがあるのなら、そんなものは捨ててしまおう。
競争が苦手なのに「競争の中に身を置いて、勝ち負けを争うのが人生である」と社会の洗脳を受けて、苦しんでいる人が非常に多い。
自己愛の強い人間ほど、アドラーが指摘した競合的態度でコミュニケーションをする癖がついている。
アドラーは競合的ではなく、協力的な人間関係の重要性を説いている。
あなたが長く付き合っていける人は、競合的ではなく協力的な態度で接する人間かもしれない。
あなたを無意識に勝負の土俵へ引きずり込み、競合の相手にしようとする人ほど、心にぽっかりと穴があいており不全感を抱えていることも少なくない。
大切なのは「もうこの人の相手をしない」と決意すること。そして決意したら、同じ空間にいる頻度を極力減らすこと。その人を脳内から追い払うことだ。
勝負の土俵から下りるのは、覚悟がないとできない。
それは決して弱いことではないのだ。