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HSPやINFJは「葛藤を抱え続ける忍耐強さ」により自己受容が進む理由&葛藤に耐えきれず逆ギレでモラハラする人たち

「あなたは何でも我慢しすぎ」と、何度も人から指摘されてきた。

今でも結論が出るまで、懊悩しながらあれこれと思う悩むことも少なくない。

度々、自己対話も重ねてきた。

つまり葛藤を抱える機会が多く、その時間が長かったということだ。

葛藤する時間は心地良いものではない。自分の弱さを突きつけられるので、正直逃げたくなることもある。

ただし葛藤し続けてきたこそ今があるとも思う。

何度もnoteに投稿しているが、僕を長年悩ませてきたのは歪な自己愛の持ち主だった。そしてその葛藤と研究をまとめたのが下記の一冊だ。

「ナルシストはなぜ他責的でモラハラ、パワハラを繰り返すのか?」を自分の経験と照らし合わせて考え、たどり着いた答えがある。

それは彼ら彼女らの葛藤に耐えうる力の弱さだ。

もしかしたら、あなたの周りにも都合が悪くなったときや追い詰められたとき「俺は悪くない!」「悪いのはお前らだ!」といきなり人のせいにする人はいないだろうか?

こういった人ほど、刃物を人に向けることで自分を守ることが習慣化している。

他責的な行動や言動をとったあと、自分と向き合える人はひとりになったとき「やってしまった」と落ちこむ。

落ちこみながら自分の弱さととことん向き合える人は、同じ轍を踏まない。

心から反省できるからだ。

しかし弱さを直視できない人は、すぐに「自分は悪くない」「悪いのは、あいつらだ」と矛先を外側へ向けることで自分を守る。

攻撃の根っこには「自分が傷つくのを避けたい」という自己防衛の心理が働いている。

自己防衛を目的とした攻撃が常態化している人は厄介だ。

なぜなら変化を恐れるあまり、誰かを攻撃して自分を守り「弱い自分を保つ」ことに終始するからだ。

もちろん、こういったことを繰り返す人の自己受容が進むことはない。

卑劣な他責は、弱さの証明である。

これまでたくさんのトラブルメーカーと出会ってきた。自己愛ホイホイを自称しているが、そういう人を吸い寄せてきた。いつの間にか、彼ら彼女らの半生やどういった末路をたどるかなどをまとめられるほど、体験が増えたので、こちらも本にまとめた。

トラブルメーカーと称される人を観察していると、いつも人と揉めている。

そして揉めたあと必ずといっていいほど「自分は悪くない。悪いのは相手だ」と口にする。こういう人は他責の権化といってもいいだろう。

葛藤する強さや忍耐力、自分と向き合う勇気がない人ほど、悪循環から抜け出せない。

少し自分と向き合うだけで辛くなり、最後には「やっぱり自分は悪くない。だから変わる必要はない」と結論を出す。

本当の強さは忍耐力を含んでいる。

相手を攻撃せず自分と向き合う苦しみを知っているあなたは、とことん自分自身と向き合ってきたはずだ。

腐らずに我慢強く歩を進められているあなたは、きっと自分と向き合える力を持っている人である。

それは傍目から目立つことではないかもしれないが、確かな自信になりうることだ。

そういった人ほど、歪な自己愛を持つナルシストとは異なり、虚像にしがみつくをしない。大きく見せようともしない。等身大の自分を捉える力を有している。だからこそ自己受容が進みやすい。

大声で人を怒鳴ったり、操作的で搾取的なコミュニケーションスタイルを持つ人間ほど常に怯えている。

こういった人ほど、自分と向き合う勇気を持たない。

つまり弱いのだ。弱いからすぐ誰かにマウントを仕掛ける。

残念ながら自分と向き合わず、外側からの評価に固執する人が変容することは決してないだろう。

自分と向き合い、内側で葛藤をし続ける人ほどどんどん変われる。

noteでつながっている方からは、いつも勇気の湧く言葉をいただいているが、僕の言葉が届く人はたくさんの心の痛みを経験して、葛藤を重ねてきた人だと信じている。

あなたが持つ葛藤に耐えうる力は、あなたを成長させる。

誰にも言えないことをたくさん抱えていることは、つらいことかもしれない。

しかし誰にも言わずに自己対話を重ねてきた人だからこそ、年齢に関係なく精神的に成長し続けることができるはずである。

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