HSPやINFJは「全員に好かれなくていい」と開き直れた瞬間に生きやすくなる理由
僕の生き方に大きな影響を与えてくれた恩師に、ある日こんなことを言われた。
「嫌われることを恐れるな」と。
「どういうことですか?」と尋ねると「君は、全員に好かれようとしすぎや。自分らしさを出して嫌われたんやったら、別にそれでもええやないか」と説明してくれた。
確かに否定的な反応や批判に弱かった僕は、嫌われることを極端に恐れている時期があった。
その時期は身動きが取りづらくて、自意識過剰だった。
過緊張の状態が続いて、身体にはいつも力が入っていたと思う。
自分を削りながら、必死に好かれようと振る舞っていた記憶がある。
こうして毎日、本音をnoteに本音を記すようになり、自然体で過ごす大切さを知った。
むやみやたらと自分から嫌われにいく必要はないが、自身に対して正直に生きた結果、嫌われたのなら「それでよし」と思えるようになったのは確かである。
「嫌われたら終わり」という恐怖や不安から自分を偽るのはつらいことだ。
あなたを好きになってくれる人もいれば、嫌いになる人もいる。
誰だってそうにちがいない。
「10人いたら1人くらいは仲良くなれる」くらいに思えると気が楽になった。
自分をネガティブに捉える人にフォーカスするのではなく、ポジティブなコミュニケーションをとってくれる人に意識を向ける。これができれば気楽になれるのだ。
人には必ず好き嫌いがある。
今後あなたが出会う人で、あなたを好きになる人もいれば、そうでない人もいるだろう。
相手の好き嫌いはコントロールできない。
そして人は全員、自分に対して最も大きな関心を寄せている。
つまり他者のことは、そこまで気にしていないのだ。
なので「嫌いになる」というほど、興味がないという捉え方もできるだろう。
あなたはあなたの人生に集中して、瞬間瞬間を自分らしく生きる。
それさえできれば、好かれる、嫌われるなどは些事に感じられ、それほど気にならなくなる。
そしてあなたらしく過ごしていれば、きっと仲間は増えている。
自然体でリラックスできている人ほど、近づきたくなるものだから。