丸亀製麺などを運営する株式会社トリドールホールディングスの財務諸表(第34期第3四半期)を見てみる

今回は株式会社トリドールホールディングスをEDINETで調べてみることにした。

要約四半期連結財政状態計算書,バランスシート/BS

「要約四半期連結財政状態計算書,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に資本の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、342億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、397億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間の負債合計(2285億円)と資本合計(864億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

要約四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、80億円だったのに対し、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、115億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営環境は、前年同期と比較して人の移動量が大幅に増加し、客数も回復基調で推移。このような環境において、国内では訴求力の高い商品開発、店舗設計と来店動機の訴求に取り組むなどを行い結果、本格讃岐うどん専門店の丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで増収となり、売上収益は前年同期と比べると増加、第3四半期連結累計期間で過去最高。国内外で原材料費、人件費、水道光熱費が増加したものの増収で吸収し、事業利益は前年同期と比べると増加。スパイシーヌードル業態のTam Jaiは中国で7店、香港で5店、シンガポールで1店増加して計228店舗となり、増収となりました。また株式会社トリドールホールディングスは丸亀製麺だけでなく海外事業としてスパイシーヌードル業態のTam Jaiは中国で7店、香港で5店、シンガポールで1店増加して計228店舗となり増収。Marugame Udonについては、台湾に8店出店し、人材教育が奏功して商品・サービスの品質が向上したことにより大幅な増収増益。米国においても既存店の客数増加や新店2店が好調に推移したことなどにより増収増益。英国でも増収による生産性の向上に取り組み、一定の成果を上げたものの、成長のための投資が先行している状態が続く。といったことが書かれている。


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