サロンパスで有名な久光製薬株式会社の財務諸表(第122期第3四半期)を見てみる

「久光製薬の純利益13%増 25年2月期、政策保有株売却」という記事がめについたので、久光製薬株式会社をEDINETで調べることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

「四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年2月28日)が、2355億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年11月30日)は、2411億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年11月30日)の負債合計(634億円)と純資産合計(2714億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に四半期連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年11月30日)が、85億円だったのに対し、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年11月30日)は、122億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書を見てみると、国内市場は、医療用医薬品事業は、2023年4月の薬価改定や継続的な後発品使用促進策による影響を引き続き受けた一方で、2022年6月に腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎への効能追加に関する承認事項一部変更承認を取得した経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「ジクトルⓇテープ」等の売上の増加や、2023年6月に販売を開始した原発性手掌多汗症治療剤「アポハイドⓇローション20%」の売上が寄与した影響もあり、前年同四半期比1.9%の増収。海外市場は、医療用医薬品事業は、米国で後発品の影響を受けたものの、女性ホルモン製剤の需要の高まりや円安の影響もあり、前年同四半期比9.7%の増収。なお、経皮吸収型デキストロアンフェタミン製剤「XELSTRYMⓇ」は、注意欠如・多動性障害の治療薬として2023年6月に米国で販売を開始。一般用医薬品事業は、積極的な販売活動により米国やアジアを中心としたその他の地域で売上を伸ばしたことに加え、円安の影響もあり、前年同四半期比19.4%の増収。といったことが書かれている。


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