「ナミブ砂漠で幻のライオンを救う旅」- クレイジージャーニー,感想,アイデア

クレイジージャーニー、「ナミブ砂漠で幻のライオンを救う旅!!日本初の撮影に成功!(サファリガイド、田中ゆか)」の感想を書きます。(アイデア、提案も含む)

・砂漠には環境に適した動物がいることがわかる。今回対象となるデザート(砂漠)ライオンは、1週間程度は水がなくても獲物の血液で生き残れる。が、干ばつが影響して数が減っていたが、今は増えている。干ばつであっても、砂漠という環境に適した動物が生き残れる保証はない。

・ナミブ砂漠で生きるライオン、保護活動チームは田中ゆかさんが発起人。田中ゆかさんがクラウドファンディングを資金を集めてチームを編成。田中ゆかさんの行動力がすごい。

・保護活動チームの今回の保護活動がライオンに装着したGPSの電池を交換する。GPSでの保護活動の目的はライオンの行動把握と環境整備、人間との衝突を回避。GPSの電池を交換するという簡単そうに見える活動だが、ライオンの探索は実際はとても難しい。ここは砂漠やライオンなどの生態に詳しい人の知識、経験がいる。素人にはいるかどうかわからない砂漠の中からライオンの足跡だけで動きなどを予測しなければならないことを意味する。

・GPSに関しての提案は、世界初充電不要の活動量計「MOTHER Bracelet(マザーブレスレット)(https://mother-bracelet.com/)」というものが販売されており、このスマートウォッチは、健康状態を把握するために重要な歩数などを常時計測できるというアイテムである。この本来は人間用のアイテムにGPS機能を取り付けて動物用のアイテムに改造するというもの。課題としては、動物は体毛に覆われている動物がいるので、体毛の上に装着した場合にちゃんと機能できるか。または動物の行動は荒っぽさがあり、破損
しないようにするための対策が必要なこと、コスト面など。利点としては装着のために、動物に麻酔で眠らせる回数が減る可能性がある。生態管理しやすくなるなど。これを応用すればクマによる被害が多い日本でも動物の行動を予測でき人間との衝突をさけれる可能性がある。

・ナミブ砂漠で生活している人の生々しい実態。ナミブ砂漠の中にはヘレロという民族などが暮らしている。実は彼らのような民族がデザートライオン減少の一因となっている。このことは意外だった。ヘレロという民族の場合は生活する上でヤギを食べたり売ったりすることが日常である。この民族を支えている資産のようになっているヤギを砂漠で飼育する。このことにより、ヤギがライオンの餌となっている。餌を食べるためにヤギが殺される事態が多発している。この事態を解決するために人間がライオンを殺す。これがデザートライオンを減少させる原因となっている。砂漠では野菜などの食物は育ちにくいし、ヤギを食べるか、ヤギを殺したライオンを食べる。もしくはヤギか、ライオンかどちらかをお金にかえるしか生きていくための手段がないように見受けられた。砂漠から移動すればいいと考えるが、そもそも生きていくための手段がなく、皆必死だと感じられた。

・保護作戦は難しく簡単にできるものではない。動物の死骸をセットして死骸の臭いにつられたライオンが近づいてくるをただじっと待ち。その後、ライオンを食事を始めるが、食事中は特に獰猛。食べ終わるまでただじっと待ち、その後満腹になるまで待ってからすきをみて麻酔銃で眠らせる。言葉で表すのは簡単だが砂漠は暑くトイレがしたくてもただ我慢するのみであったりけっこう過酷であることが鑑賞してわかる。

・ナイオビ政府の意向により麻酔シーンは撮影NGの謎。ライオンに麻酔を打つシーンが放送ではカットされていたが、これはなぜ。可能性として高いのは動物愛護の観点から撮影がNGとなっている。

以上が感想となります。

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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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