モバイルペイントアプリの開発、販売、運営等を行う株式会社アイビスの財務諸表(第26期第1四半期)を見てみる

今回は株式会社アイビスをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前事業年度(2023年12月31日)が、5億2793万円だったのに対し、当第1四半期会計期間(2024年3月31日)は、6億5939万円と増加しているので、稼いでいる。当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)の負債合計(7億1147万円)と純資産合計(14億2828万円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第1四半期累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)が、1億3778万円だったのに対し当第1四半期累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)は、2億5864万円と増加しているので、当第1四半期累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、モバイル事業。当第1四半期累計期間におきましては、主力製品の「ibisPaint」についてはダウンロード数を積み重ね、2024年3月末日時点では3億9,323万件(前年同期比24.5%増)。当事業において主な収入源となっているアプリ広告につきましては、アクティブユーザは引き続き高い水準を維持。また、広告市況は概ね良好で、広告単価は高い水準で推移。アプリ課金は、サブスクリプションは既存ユーザに対するプレミアム会員サービスへの申込促進施策等が功を奏して、売上高は129,012千円(前年同期比99.1%増)、会員数は138,739人(前年同期比91.3%増)と大きく増加。また、売切型アプリはPC(Windows)版の販売が好調に推移したことから、売上高79,142千円(前年同期比13.0%増)、累計販売数は995,366件(前年同期比24.6%増)となり、こちらも順調に拡大。また、当事業年度よりオーガニック成長へ転換し効果的な広告投資を行ったことにより、セグメント利益は338,871千円(前年同期比58.4%増)。ソリューション事業は、当第1四半期累計期間は、クラウドコンピューティング技術等の急速な進化が後押しし、国内企業のモバイルアプリやWebアプリなどの開発支援需要が順調に増加。受託開発は、情報通信業、製造業、エネルギー業、小売業、サービス業など多岐にわたる法人や地方自治体からのアプリケーション開発の受注が順調に増加。いくつかの案件においては、クラウドサーバ構築・移行(サーバレス環境構築を含む)の支援が奏功し、安定した収入をもたらす運用保守案件も増加。結果、売上高は477,681千円(前年同期比32.8%増)となり、内訳としては、受託開発が158,800千円(前年同期比234.3%増)、IT技術者派遣が318,881千円(前年同期比2.1%増)。また、引き続きITエンジニアの採用などの開発人材投資を推進したこともあり、セグメント利益は30,540千円(前年同期比78.9%増)。といったことが書かれている。


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