関西圏地盤の住宅資材卸の北恵株式会社の財務諸表(第65期)を見てみる

北恵株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前事業年度(2022年11月20日)が、78億10万円だったのに対し、当事業年度(2023年11月20日)は、83億9102万円と増加しているので、稼いでいる。当事業年度(2023年11月20日)の負債合計(156億円)と純資産合計(133億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前事業年度 (自 2021年11月21日 至 2022年11月20日)が、8億2267万円だったのに対し、当事業年度 (自 2022年11月21日 至 2023年11月20日)は、9億7408万円と増加しているので、当事業年度の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、当事業年度は、物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇から、住宅取得マインドの低下が懸念され、当社の主たる市場である持家及び戸建分譲住宅の新設住宅着工戸数は前年同月に比べて減少傾向が続く。が、売上高は前期比2.5%増の623億68百万円と過去最高。増収の主な要因は、環境や省エネ・創エネに配慮した住宅設備機器の拡販や当社の強みである施工力を非住宅分野への切り口として活かす、また既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓を図り、売上高の拡大に努めたことによるもの。住宅設備機器は、環境や省エネ・創エネに配慮した住宅設備機器の拡販に努めた結果、前期比6.1%増の144億39百万円となりました。施工付販売は、当社の強みである施工力を非住宅分野への切り口として活かすとともに、既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓を図りった結果、前期比5.7%増の255億48百万円。オリジナル商品は、工期の短縮化が可能かつ廃材処理は梱包材のみとなる商品や、SIAA認証を受けた抗菌・抗ウイルス加工を表面に施したフローリングなど、施工現場での職人不足・環境問題の解消や感染症の蔓延を機に醸成された「より安心できる暮らしの実現」への期待に寄与する商品の開発・販売に努め、その結果、取扱金額は前期比5.4%増の32億94百万円。オリジナル商品は、主に木質建材、木材製品、住宅設備機器、その他に含む。なお、ウッドショック等により供給不足や価格高騰が生じていた木材製品や相場商品である合板は供給量の安定に伴う値下げなどもあり、それぞれ、前期比18.5%減・18.6%減。といったことが書かれている。


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