紳士服業界で有名な株式会社AOKIホールディングスの財務諸表(第48期第3四半期)を見てみる

「AOKIHDが年50円に増配 24年3月期、純利益34%増」という記事がめについたので、AOKIホールディングスをEDINETで調べることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

「四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、874億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、890億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(884億円)と純資産合計(1329億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に四半期連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、44億円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、68億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、ファション事業では、商品面において、創業以来培ってきたものづくりの力を集結した至高の一着「金のスーツ」を発売。また、引き続き好評のパジャマスーツをよりビジネスで使いやすくきちんと感のある装いとして「パジャマスーツプレミアム」を新たに展開し品揃えを拡充。レディースでは、女性のビジネスウエアに対する悩みを解決する「ジャケジョ研究所」を発足し、働く女性に向けた商品情報を発信すると同時にMeWORK(ミワク)商品の提案強化。店舗面では、AOKIで業態転換を含む4店舗及びORIHICAで1店舗を新規出店した一方、営業効率の改善及び業態転換のためAOKIとORIHICAでそれぞれ3店舗を閉鎖した結果、当第3四半期末の店舗数は595店舗(前期末596店舗)。これらの諸施策の実施及び既存店が好調に推移した結果、売上高は607億68百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は16億65百万円(前年同期比62.4%増)と増収増益。アニヴェルセル・ブライダル事業では、WEBやSNSを活用した効率の良い集客施策を継続して実施するとともに、海外のトレンドを取り入れたおしゃれで華やかなウェディングスタイル23年新作コレクションを発表。また、当社が制定し認定された「いい夫妻の日(11月23日)」には表参道店とみなとみらい横浜店において記念イベントを開催。これらの結果、アニヴェルセル表参道の休館やリニューアル費用の発生及び既存店の施行組数が堅調に推移した結果、売上高は73億41百万円(前年同期比2.6%増)、営業損失は5百万円(前年同期は営業利益5億76百万円)。エンターテイメント事業、複合カフェの快活CLUBでは、日本経済新聞社が運営する「NIKKEI OFFICE PASS」の利用可能店舗を全店に拡大し、ビジネス・学習用途でのサービスを強化するとともに、有名飲食店やメーカーとの期間限定タイアップメニューを提供。カラオケのコート・ダジュールでは、高級感を体現した松茸味の「金のポテト」の販売や「俺のフレンチ・イタリアン」監修のコース料理を提供するなど飲食メニューの充実を図る。24時間営業のセルフ型フィットネスジムのFiT24は、22歳までお得にお使いいただける「U22プラン」や「紹介割」等のお得なキャンペーンを一部店舗で実施するとともに、インドアゴルフの導入を継続。店舗面では、快活CLUBで3店舗及びFiT24で6店舗を新規出店した一方、営業効率改善のため快活CLUBとコート・ダジュールでそれぞれ7店舗を閉鎖した結果、ランシステムの複合カフェ自遊空間他95店舗(内フランチャイズ53店舗)を含め、当第3四半期末の店舗数は794店舗(前期末810店舗)。これらの諸施策の実施及び既存店が好調に推移した結果、売上高は565億93百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は49億33百万円(前年同期比80.2%増)と増収増益。不動産賃貸事業では、当社グループ外への賃貸を実施したこと等により、売上高は43億76百万円(前年同期比22.3%増)、営業利益は8億68百万円(前年同期比38.1%増)。といったことが書かれている。

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