電子顕微鏡をはじめとした精密機器等の設計、製造、販売、保守を行う日本電子株式会社の財務諸表(第77期第3四半期)を見てみる

今回は日本電子株式会社をEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、551億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、617億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(1072億円)と純資産合計(1106億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、174億円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、132億円と減少しているので、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は調子が悪かったようだ。最後に報告書をみると、理科学・計測機器事業。各国政府の活発な科学技術投資や半導体/電池関連の民需増などにより電子顕微鏡を中心に、受注・売上が好調に推移。結果、当事業の売上高は71,458百万円(前年同期比 23.9%増)。次に産業機器事業。調整局面の先端半導体市場動向を反映してマルチビームマスク描画装置の売上は低い水準で推移。一方、レガシーノード半導体向け用途のシングルビームマスク描画装置の受注・売上が堅調に推移。結果、当事業の売上高は24,517百万円(前年同期比 33.8%減)。次に医用機器事業。国内は受注・売上が堅調に推移したが、海外は中国の内製化政策などの影響もあり受注・売上が低い水準。といったことが書かれている。


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