福井県坂井市を拠点にドラッグストアチェーンを展開する,ゲンキー,Genky DrugStores株式会社の財務諸表(第7期第1四半期)を見てみる

「ゲンキー/7~12月は生活必需品のディスカウントで営業利益30.4%増」という記事が目についたので、Genky DrugStores株式会社をEDINETで調べてみることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず商品(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、223億800万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、221億3200万円と減少している。次に現金及び預金(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、53億2900万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、44億1200万円と減少している。次に売掛金(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、39億2500万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、40億3500万円と増加している。次にその他(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、26億6600万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、25億1300万円と減少している。次に原材料及び貯蔵品(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、1億8200万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、1億6300万円と減少している。次に建物及び構築物(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、521億1400万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、567億6900万円と増加している。次にその他(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、129億8900万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、106億900万円と減少している。次に無形固定資産で前連結会計年度(2023年6月20日)が、3億6300万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、4億3500万円と増加している。次に投資その他の資産で前連結会計年度(2023年6月20日)が、60億3100万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、60億5300万円と増加している。

次に負債の部。買掛金(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、221億9200万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、222億2700万円と増加している。次に1年内返済予定の長期借入金(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、112億4200万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、83億6100万円と減少している。次にその他(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、49億2000万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、40億6400万円と減少している。次に未払法人税等(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、10億3900万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、7億5200万円と減少している。次に契約負債(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、5億1800万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、5億1800万円と変化なし。次に賞与引当金(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、1億3600万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、4億3200万円と増加している。次に資産除去債務(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月20日)が、6600万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、6600万円と変化なし。

そして純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年6月20日)が、339億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月20日)は、351億円と増加しているので、稼いでいる。当第1四半期連結会計期間の負債合計(651億円)と純資産合計(419億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。まずは売上高は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月21日 至 2022年9月20日)が426億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月21日 至 2023年9月20日)は468億円と増加している。次に売上原価は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月21日 至 2022年9月20日)が340億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月21日 至 2023年9月20日)は375億円と増加している。次に販売費及び一般管理費は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月21日 至 2022年9月20日)が69億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月21日 至 2023年9月20日)は73億円と増加している。次に営業利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月21日 至 2022年9月20日)が15億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月21日 至 2023年9月20日)は20億円と増加しているので、当第1四半期連結累計期間の営業の調子は良かったようだ。次に四半期純利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月21日 至 2022年9月20日)が11億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月21日 至 2023年9月20日)は14億円と増加する結果となっている。最後に当第1四半期連結累計期間の日本経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行。社会経済活動の正常化が進んだものの、原材料価格等の高騰や国際金融市場の動向等により、景気の先行きは依然として不透明な状態で推移。このような状況下、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進。また、お客様の節約志向に応えるため青果や精肉等の生鮮食品の品揃えを強化。生活必需品のディスカウントに尽力。当第1四半期連結累計期間における新規出退店につきましては、R店を福井県に1店舗、石川県に1店舗出店し、大型店を3店舗閉店。結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は前第1四半期連結累計期間に比べて増加。といったことが書かれている。

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