医薬品(漢方製剤、生薬製剤他)の製造・販売を行う株式会社ツムラの財務諸表(第88期)を見てみる

今回は「ツムラの2025年3月期の営業利益は97%を超える増益に」という記事が目についたので、株式会社ツムラをEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、1942億円だったのに対し、当連結会計年度(2024年3月31日)は、2058億円と増加しているので、稼いでいる。当連結会計年度(2024年3月31日)の負債合計(1328億円)と純資産合計(2953億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)が、209億1600万円だったのに対し当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)は、200億1700万円と減少しているので当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)は調子がわるかったようだ。最後に報告書をみると、国内事業の一般用漢方製剤等の売上高は、取り扱い店舗数が拡大したことにより、前連結会計年度と比べ11.9%増加。中国事業の売上高は、原料生薬と飲片(刻み生薬)の販売を中心とする生薬プラットフォーム(平安津村薬業有限公司、深セン津村薬業有限公司等)の売上高が大きく伸長した結果、前連結会計年度と比べ22.2%増加。売上原価は、売上高の伸長と原料生薬調達コストの上昇、円安、原資材価格の高止まりの影響等により前連結会計年度と比べ14.3%増加。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べ3.0%増加し、48,799百万円となりました。主に研究開発費および漢方バリューチェーンのDX化に向けたシステム関連費用の増加によるもの。販管費率は売上高の増加により、前連結会計年度と比べ1.4ポイント低下。と
いったことが書かれている。

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