都市ガス事業者の一つである大阪瓦斯株式会社(大阪ガス)の財務諸表(第206期第3四半期)を見てみる

「大ガス、24年3月期利益予想を上方修正 前年比で大幅増益に」という記事が目についたので、大阪瓦斯株式会社をEDINETで調べることにした。

四半期貸借対照表,バランスシート/BS

「四半期貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、1兆100億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、1兆1107億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期会計期間(2023年11月30日)の負債合計(1兆4699億円)と純資産合計(1兆6184億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

四半期損益計算書

次に四半期損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、マイナス149億円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、1406億円と増加しているので、当第3四半期累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、国内エネルギーの売上高は、LNG販売価格の下落やガス販売量が減少したことなどにより、前年同四半期に比べて930億円減の1兆2,830億円となる。セグメント利益は、原料価格等の変動が販売単価に反映されるまでのタイムラグによる増益影響や、前年度のフリーポートLNGプロジェクトの液化基地の操業停止を受けたLNG調達等に伴う費用増加の反動等により、1,612億円増の800億円となる。海外エネルギーの売上高は、米国及び豪州の上流事業等の減収により、前年同四半期に比べて106億円減の797億円となる。セグメント利益は、米国及び豪州の上流事業等での減益があったものの、前年度のフリーポートLNGプロジェクトの液化基地の操業停止影響の反動等により、概ね前年同四半期並み。 ライフ&ビジネス ソリューションの売上高は、都市開発事業や材料ソリューション事業等での増収により、前年同四半期に比べて172億円増の2,004億円となる。セグメント利益は、都市開発事業や材料ソリューション事業等での増益により、前年同四半期に比べて37億円増の241億円となる。といったことが書かれている。


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