コンサルティングファームである株式会社シグマクシス・ホールディングスの財務諸表(第20期第3四半期)を見てみる

今回は株式会社シグマクシス・ホールディングスをEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、67億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、84億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(41億円)と純資産合計(123億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、22億円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、32億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、コンサルティング事業の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高16,196,737千円(前年同四半期比30.5%増)、セグメント利益4,623,809千円(前年同四半期比23.5%増)。産業別では運輸、金融、情報通信、商社、小売、製造業を中心とした顧客への基幹システムのSaaS化支援、デジタル・トランスフォーメーション推進支援、新規サービス立上げ支援、各種規制対応支援などのプロジェクトが事業を牽引しました。人財採用は、当第3四半期連結累計期間において経験者69名、新卒61名が入社しました。新卒社員の研修は順調に完了し、10月から稼働開始。2023年12月末時点のコンサルタント数は582名。プロジェクト満足度は93ポイントと高い水準を維持。投資事業の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高285,020千円(前年同四半期比1,076.4%増)、第2四半期に保有する上場株式の減損処理を行った結果、セグメント損失87,365千円(前年同四半期はセグメント損失205,951千円)。12月には家具やインテリアのマーケットプレイスを展開する株式会社ソーシャルインテリアに総額約4億円の新規投資を実施し、12月末時点の累計投資残高は評価差額を含め約32億円となりました。引き続き社会的な価値共創に資する投資を推進。といったことが書かれている。


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