車載電装品や電子基板等を製造、販売するメーカーASTI株式会社の財務諸表(第61期)を見てみる
今回はASTI株式会社をEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、147億円だったのに対し、当連結会計年度(2024年3月31日)は、172億円と増加しているので、稼いでいる。当連結会計年度(2024年3月31日)の負債合計(236億円)と純資産合計(243億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
損益計算書
次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)、18億円だったのに対し当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)は、22億円と増加となっているので当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると車載電装品では、主に海外拠点における各種電子制御ユニット等の販売増により、売上高は21,742百万円(前期比20.0%増)、営業利益667百万円(同47.9%増)。民生産業機器では、通信用スイッチユニット及び洗濯機用電子制御基板等の販売減により、売上高は17,575百万円(前期比18.6%減)、営業利益は24百万円(同91.2%減)。ワイヤーハーネスでは、四輪用及び船舶用ワイヤーハーネスの販売減により、売上高は24,174百万円(前期比3.6%減)、営業利益は1,613百万円(同12.5%増)。その他では、売上高は115百万円(前期比36.1%増)、営業損失は117百万円(前期は279百万円の営業損失)。といったことが書かれている。