合成樹脂成形品,その関連製品を製造販売する三光合成株式会社の財務諸表(第91期第1四半期)を見てみる

「三光合成、売上高・経常利益が最高 11月中間、自動車部品けん引」という記事が目についたので、今回は三光合成株式会社をEDINETで調べてみることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず売掛金(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、157億2800万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、150億2600万円と減少している。次に現金及び預金(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、87億7500万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、64億9000万円と減少している。次に仕掛品(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、45億8000万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、50億1700万円と増加している。次に原材料及び貯蔵品(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、17億6300万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、18億9000万円と増加している。次に商品及び製品(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、13億2200万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、13億円と増加している。次に電子記録債権(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、10億4400万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、11億8600万円と増加している。次に受取手形(流動資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、9900万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、4400万円と減少している。次に建物及び構築物(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、100億3800万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、103億3100万円と増加している。次に機械装置及び運搬具(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、95億4600万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、102億1600万円と増加している。次に土地(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、50億7200万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、51億3000万円と増加している。次に工具、器具及び備品(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、18億8100万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、20億3400万円と増加している。次に建設仮勘定(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、12億8500万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、21億3800万円と増加している。次にのれん(無形固定資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、8000万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、7400万円と減少している。次に投資有価証券(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、1700万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、2100万円と増加している。

次に負債の部。支払手形及び買掛金(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、79億4000万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、76億6000万円と減少している。次にその他(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、71億8200万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、74億4900万円と増加している。次に短期借入金(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、58億1100万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、57億1600万円と減少している。次に電子記録債務(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、37億9400万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、34億8900万円と減少している。次に1年内返済予定の長期借入金(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、21億9400万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、22億700万円と増加している。次に未払法人税等(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、5億3800万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、2億7900万円と減少している。次に賞与引当金(流動負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、1億9500万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、1億5100万円と減少している。次に長期借入金(固定負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、74億300万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、74億8300万円と増加している。次に退職給付に係る負債(固定負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、7億2400万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、6億9100万円と減少している。次に役員退職慰労引当金(固定負債)で前連結会計年度(2023年5月31日)が、1600万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、1600万円と変化なし。そして純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年5月31日)が、163億9900万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年8月31日)は、162億5200万円と減少しているので、稼いでいない。当第1四半期連結会計期間の負債合計(389億円)と純資産合計(266億円)のバランスを見ると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。まずは売上高は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)が182億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)は211億円と増加している。次に売上原価は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)が156億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)は185億円と増加している。次に販売費及び一般管理費は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)が19億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)は21億円と増加している。次に営業利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)が6億7800万円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)は3億8300万円と減少しているので、当第1四半期連結累計期間の営業の調子は悪かったようだ。次に経常利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)が9億2000万円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)は2億6900万円と減少している。次に四半期純利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)が6億5000万円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)は1億4600万円と減少する結果となっている。

次に為替差益(営業外収益)と為替差損(営業外費用)が発生していたので、過去の報告書を遡って調べてみることにした。2019年6月1日から2023年8月31日までをトータルすると、為替差益の額が大きい。最後に報告書をみると、車両用内外装部品及び金型(日本)の増収により、売上高は前年同期と比べて増加。欧州においては金型は減収。一方で車両用内外装部品は増収となり売上高は前年同期と比べて増加。アジアにおいてはタイ、インドネシア及びインドでの車両用内外装部品が増収となり、売上高は前年同期と比べて増加。北米においては金型は減収。一方で車両用内外装部品は増収となり、売上高は前年同期と比べて増加。といったことが書かれている。




よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。