星見秋

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2024-02 読んだ本とか

 今更ですが、単なる感想メモなのでその時の気分でだ・である口調だったりですます口調だったりします。  本当に気分でしか使い分けてないのであしからず。 文學界 2月号  先月のうちに読むことが出来なかったので今月の記事に記載。  「大転生時代」「幅が広い踏切」「海岸通り」が良かった。  特に「海岸通り」は、以下のような感想メモを残している。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  「本当」と「嘘」の話。でも実のところ本当と嘘なんて乱暴な二項対立で読み

    • 2024-02-16 じゃれ本オンラインまとめ

       2024/02/16の深夜にフォロワー数人とやったじゃれ本オンラインの備忘録となります。  作成した怪文書リレー小説を順に載っけてから、総括として振り返るという構成で行きます。  あ、あと参加者から公開する際は絶対匿名にするよう要請されたんで匿名でいきます。 でっかいうなぎ 東京湾に、でっかいうなぎが現れた。  どのくらいでかいかというと、すごくデカい。東京スカイスリーなんか目じゃないくらいでかい。かば焼き何人前作れるんだよこれ。日本中の和食職人が息を呑むくらいでかかった

      • 2024-01 読んだ本とか

         例によってネタバレ注意(ミステリ小説のトリックに触れてる箇所あるので本当に注意お願いします)。  昨年は三日坊主ならぬ二か月坊主となっていた。  今年は何か月くらい持つだろうか……。 ひきこまり吸血姫の悶々 1  フォロワーの家で読ませてもらった本。  順当に面白かったとは思うが、なんというか物語を経て最終的に到達したのが物騒なドルオタ、もとい信者、もとい部下共に担ぎ上げられながら引きこもりてえ~! ってぼやく場面というのがこう、すっきりしなかったというか……。  あと

        • 2023-08 読んだ本とか

           読んだ本"とか" なんて題にありますが、読んだ本についての所感しか書くつもりはありません。  ネタバレ注意です。 コミュ障探偵の地味すぎる事件簿 (角川文庫)  二義的な意味で楽しむことができた。  というのも、私は角川文庫みたいなレーベルから出されるようなミステリ小説(婉曲的な悪口)に登場する、コテコテの萌え要素を詰め込んだ女性サブキャラが大好きなのである。長身無口コミュ下手空手黒帯美女、あまりにも萌えキャラすぎる。この子だけスニーカー文庫のキャラなんじゃないか? ま

        2024-02 読んだ本とか

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        • 読んだ本とか
          5本

        記事

          2023-07 読んだ本とか 2

          アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA) 非常に良かった。 特に好きだったのは「色のない緑」「彼岸花」。次点で「月と双翼」「幽世知能」。まあ幽世知能は草野玄々著なせいで若干複雑な感情がないこともないけど。  それはさておき、色のない緑についてはかなり満足できた。特に一番気に入っている部分は、そこ? とは自分でも思うが、語り手がソファーに座ろうとする場面だ。  語り手が座ろうとソファーに視線を投げたところで、人の感情の機微をくみ取ることが苦手と示唆(あく

          2023-07 読んだ本とか 2

          2023-07 読んだ本とか 1

          まとめていきます。6月ごろに読んだ本とかもあるかもしれませんが。 ときどきボソッとロシア語でデレてくる隣のアーリャさん 1・2  いかにもラブコメ冷笑できそうなライトノベルだったので1巻を購入したところ、予想外にキャラクター造形や物語展開のヘイト管理が上手で感嘆したため、2巻も購入した。  しかしながら、「ヘイト管理が上手」という点だけで2冊分の文章を楽しむのはさすがに無理があったため、それ以降は購入していない。ヘイト管理が上手いからと言って、面白い展開につながるかは別の

          2023-07 読んだ本とか 1

          2023-01-31

          どういうわけだか突然仕事が忙しくなった。 もともと今日はやることがあったので忙しくなるのは見越してはいたのだけれど、それとは別になんか突然仕事が降って出てきてしまった。覚悟していた量の倍仕事が降ってくると、人というのはげんなりしてしまうものらしい。 これは切実な問題なのだが、コミュニケーションが面倒くさい。コミュニケーションの重要性は身に沁みて理解しているはずなのだが、それでもどうしても面倒くさいと思ってしまう。コミュニケーションをどうにかせずに切り抜けられる方法はないかと

          2023-01-30

          思いついたときに更新できることが日記のいいところかもしれない。備忘録にもなるし。 特に何も仕事をしなかった。自習という名目ではあったけど、たかだか数時間で調べたことが血肉となるかはだいぶ怪しい。 もちろんこれは取り組み方の問題で、こちらにもっと学習する意思があれば微量でも血肉にはなっているんだろうけど。でもあるわけないだろ、学習する意思とか(倒置法)。 ブルーアーカイブ。今日はゆるくやろ〜と思ったらなんかホドくんも倒されてた上にもう一回遊べるドン! 状態に。 ペロロジラが

          2022-08-23

          日中は4時間睡眠の余波を受けて死に体だった。そのおかげで書くことほぼなし。完全に馬鹿。 おしまいラジオを聞いた。 これまでのおしまいラジオはパーソナリティの二人が自分の中からなんとか外に出しても大丈夫な話を放出していく感じのラジオだったが、今回はいつもよりも笑える話か笑えない話かのチキンレースをやっている感じがすごかった。 いつもはくすくさんがブレーキ役なのに、いざ話す側になるとこうもエンタメ性を綱渡りするラジオになってしまうのかと思った。浅草さんがエンタメのことも忘れて同

          2022-08-18

          久しぶりに出社。 定期券が切れていたことに改札を通る直前まで気づかず、慌てて定期代を払ったら財布からお札が消えた。 おかげで渋々貯金用の口座を切り崩す羽目に。これくらいあれば給料日まで保つやろ〜がははと思っていたのに……。 お盆休みで暴飲暴食をやった反省から、あすけん生活を約半年ぶりに再開した。 とりあえず成人男性の標準である1日2500キロカロリーを目標としたところ、普通に一日三食やってるのに空腹を感じてしまった。 お盆休みどうこう以前に、4月になってからというもの退勤

          2022-08-15

          書くことが何もない。 父方の親戚の集まりが終わったので、母方の実家へと移動した。 なんか知らんけど扇状降水帯が物凄い地域に入った途端、よくある比喩になってしまうのだが、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。天気の子の冒頭みたいな感じの雨だった。下手すりゃ船が沈没しかねないレベルのやば雨。 天気どうなっとんねん。 本当に書くことなし。なんにも読んでないし、何にもやってない。 そろそろおシャニの小説も書かなあかんのに。情報収集もインプットも足りてないよ。どうしようかね

          2022-08-14

          親戚の集い兼従姉妹の婚約者お披露目会に出席した。 昼から山ほど酒と飯を食い、夜は夜で肉と野菜と酒をほどほどに食った。 こちらは昼に食ったメニューの写真である。 多すぎ。 女性だろうがお年寄りだろうが関係なく全員にこの量が配膳されていたため、仮に食いきれなかったものの持ち帰りが許可されていなかったならば、大変SDGs的にまずいことになっていただろう。そのくらいみんな持て余していた。 夜の食事は写真を撮っていなかった。ただ、肉と言ってもコストコの焼き肉セットのもので、一枚一

          2022-08-12

          しょうもない一日だった。 朝っぱらから二日酔いで嘔吐し、頭痛と逆流性食道炎で一歩歩くたびに吐き気を催しながら何故か出社し、俺含めて5人くらいしかいないオフィスで特に何もやることなく無為に時間を過ごした。具体的には、業務時間の殆どをYahooニュースのコメント欄巡回に費すくらい無為に過ごしていた。  どうして休みを取らなかったのか、水曜の自分に問い詰めたい。本日休みを取っていたなら、長い夏休みを堪能できたし、逆流性食道炎にも関わらず出社しなければならないという拷問を受けなくて

          2022-08-12

          2022-08-10

          今日はブルーアーカイブで総力戦のペロロジラをやり、また18面の途中で放置していた任務を19-3まで進めた。 前回のケセドが噂によるとHC一凸だけではゴールドトロフィー取れない可能性があったらしいので、しぶしぶEXをプレイしている。クリアできないわけではないのだが、何回も挑戦したり場合によってはリスタートしなきゃいけないところが純粋に面倒くさい。 どうせプラチナトロフィーなんか取れないし、HC一凸でもゴールドトロフィー取れそうならHC一凸にするのだが……。 任務についてなの

          2022-08-09

          ブルーアーカイブのメインストーリーvol.3『4章 忘れられた神々のためのキリエ』を読んだ。 比較対象がエデン3章になってしまったので、あれと比べるとそこまで衝撃こそないが(私たちの青春の物語を! と比べるのも酷な話ではある)、無難に面白く纏めてきてくれたな〜といったところ。 ※ こっから先はネタバレ注意。 個人的によかったなと思ったのはサオリがアズサに答えを求めようとする場面。幸福でいようとすることへの未練とアズサへの羨望、妬みといった様々な感情が読み取れてたいへん気分

          2022-08-09

          2022-08-08

          村田沙耶香『生命式』を読んでいる。 最近では珍しい連作でない短編集である。芥川賞を獲った作家は、特にエンタメ性があるわけでもない短編集を刊行できてしまうくらい商業力(しょうぎょうぢから)があるらしい。素直に羨ましい。 まだ、途中までしか読めていないのだが基本的に倫理や世界の歪さを様々な角度から切り込んでいく話が多い。それから、『コンビニ人間』にも言えることなのだが、いい感じに文学的アイロニーを描くのがめちゃめちゃ上手い。『素晴らしい食卓』なんかは流石に喝采してしまった。こうい

          2022-08-08