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ライター稼業開始します!【アルパカコネクトとPBW】

HS書架代表の春紫苑です。

小説を執筆してる上、本業は別にあるのに、この記事タイトル。

「こいつ何言ってやがるんだ?」

って思った人もいるのでは?
でもライターをするのには、ちゃんと理由があるので、今回はそのあたりを書いていきます。

アルパカコネクトのライターになりました

2022年7月29日。
この日をもって私はライターになりました

いやいや、そもそもライターって名乗ったらいつでもなれるんじゃないの?ってあなたも思ってるんじゃないでしょうか。

その通りだと私も思います。執筆してお金を得ることができた段階で、プロのライターとして名乗ってもよかったでしょう。ではなぜ私はそうしなかったのか。

私の場合、ある特定の場所でライターとしての活動する必要があり、そのために、ライター試験(正確には審査)を受けなければならなかったからです。

その場所とは、PBWを運営しているWEBサイト、アルパカコネクト

このサイトで活動するために、ライターの審査をクリアする必要があったんですね。で、7月の中旬頃に審査のための課題を提出し、29日に合格の通知をもらって、晴れてアルパカコネクトのライターとして活動できるようになった、ということなのです。

ちなみに私のクリエイターページはここです。

PBWとは?アルパカコネクトって?

ここで「PBW」がよくわからない方のために、PBWやアルパカコネクトとはなんぞやってことを説明します。知ってるよ!ってあなたは、この項目を読み飛ばしてください。

PBW

PBWとは「Play by WEB」の頭文字を取った略語です。ではPlay by WEBとはいったいなんのことでしょうか。

その前に、昨今流行りつつあるテーブルトークRPG(TRPG)について簡単に説明しておきます。PBWの説明をするには、TRPGを知っていたほうが理解しやすいからです。

TRPGとは、進行役のゲームマスター(GM)とプレイヤー何名かによって行われる遊びで、各プレイヤーはそれぞれ1人(たまに1匹や1体)のキャラクターを作ってゲームに参加します。

そしてGMが用意したシナリオを、キャラクターの特性や能力を参加した皆で生かして進め、最終的なゴールに辿り着くことを目的としたゲームです。

といってもイマイチぴんと来ないと思うので、FF14のようなオンラインRPGゲームのコンピューターを、人間のGMが担当したもの、と考えていただければ、当たらずとも遠からずです。で、(戦闘を含めた)行動の成功をダイス(サイコロ)で判定していきます。

最近であれば「クトゥルフの叫び声」が爆発的にヒットしたので、「SAN値チェック」なんて言葉もどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

このTRPGをさらに大規模化し、一人(あるいは複数)のGMと、不特定多数の参加プレイヤーが、WEBのメッセージ機能を利用してやり取りし、行動の判定を行いながらシナリオを進めていく遊びがPlay by Web(PBW)です。

TRPGでは頻繁にGMとプレイヤーがやり取りしながら進めるのに対し、PBWでは多数の参加者がいることで、頻繁なやり取りが難しくなります

そのため、プレイヤーからの行動宣言を集約するため一定の期間を設けた後、GM(シナリオ進行係)が結果を提示する、というスタイルでシナリオが進んでいきます。

また、PBWのシナリオに参加するために、プレイヤーは参加費用が必要になります。まさにアナログで行うMMORPG(ただし行動宣言は一斉に)といった感じですね。

アルパカコネクト

アルパカコネクトWebサイト

このPBWを遊べるWEBサイトの一つがアルパカコネクト。PBWを遊べるサービスはPandoraPartyProjectトミーウォーカーなどいくつがありますが、アルパカコネクトは2年ほど前にクラウドファンディングで資金調達に挑戦し、見事希望額にまで到達してリリースした期待の新興PBWサービスです。

プレイヤーが参加できるワールド(MMORPGでいえばゲームの種類)は、2022年7月現在で3つ。

  1. 西洋風ファンタジーを舞台とした「AnnihEpica(アニエピカ)

  2. 現代日本を舞台とした「東京インソムニア

  3. いわゆるスチームパンク風の世界を舞台とした「ホワイトレター

参加者はそれぞれのワールドでプレイヤーになり遊ぶことができるほか、GM(ストーリーテラー)となってプレイヤー(キャラクター)の行動をさばきながらストーリーを進めたり、キャラクターのイラストや声、また本筋以外での各キャラクターに焦点を当てたストーリー(ノベル)を作るなど、クリエイター※としても遊ぶ(お金を得る)ことができます。

※このクリエイターを、アルパカでは「テーラー」と呼ぶようです。

以上、長々と説明しましたが、要は私がアルパカコネクトの(ノベルを書く)クリエイター(アルパカテーラー)として審査に通ったということですね。

アルパカコネクトのライターって何を書くの?

アルパカコネクトのライターが書く内容は、シナリオ本筋では語られることのない、各プレイヤーキャラクター(プレイヤーが操作するキャラクター、PC)のサイドストーリーになります。

形式は様々で、小説風のこともあればボイスアクターが読む台本(脚本)のときもあります。

またアルパカコネクトのシステム性質上、プレイヤーと打ち合わせすることがほとんどないので、ストーリーはライターの裁量がとても大きいと言えそうです。

なぜライターに挑戦したのか

PBWやアルパカコネクトの長い説明を終えたところで、小説を執筆している私がなぜライターに挑戦しようと思ったのか、軽く触れておきます。

【その1】苦手な短編執筆の克服

ぶっちゃけ私、1万文字のお話より1,000文字のエピソード書くほうがよっぽど苦手。だって、1,000文字で登場人物の何を表現できるっていうの!?

でもアルパカコネクトでライターに発注できる文字数って、大体1,000~2,000文字が普通なんですね(もちろんオプションや条件によっては増えることもあります)。

そんなわけで、強制的に短いエピソードを書かざるをえないという……(笑)。お題(代)をいただきながら短編を練習できる、私にとって一石二鳥の場、それがアルパカコネクトのライターなんです。

【その2】以前遊んだ形式によく似ていた

私がTRPG好きなのは、仲間内で周知の事実。実はその昔、TRPGを掲示板(誰でも文章を投稿できる、不特定多数のコメント欄のような場所)形式で遊んでいたことがあり、それがPBWのシステムやアルパカコネクトのライティングにとても似てるんです。

えっ、こんなに楽しく文章書いて喜んでもらえるなんて、最高じゃんっ!と、居ても立っても居られなくなって登録しちゃったのもあります。

【その3】たくさんの人にHS書架を知ってもらいたい

そして最後の一つ。それは私の作家活動を、たくさんの人に知ってもらいたいということ。PBWがTRPGと似ている(というか、派生した?)遊びなので、私が書く文章とも相性がいいはず。

さらに同じ趣味を共有する仲間として、アルパカコネクトで遊ぶ、より多くのプレイヤーの皆様に読んでもらえる可能性が高い。それはとても魅力的なことだと私は感じています。


以上の3点プラス、単純に私の引き出しを増やすため、新しいことに挑戦したいと思ってライターをすることに決めました。

ライター活動の今後について

ここまで書いてきた通り、おおいに見切り発車なわけですが(笑)、しばらくはワールドの一つ「ホワイトレター」1本でご依頼を受けようかな、と考えています。だっていきなり全部の世界を把握できないしっ。

で、慣れてきたら少しずつ受注量を増やしてプレイヤーの皆さんに笑顔を届けられたらな、と考えています。

29日に合格したあと、30日には正式なクリエイターの権限をいただくことができました。さらに設定した1時間後、ありがたいことに最初のご依頼を発注いただけました。きゃーっ、緊張するぅ。

とにかくいただいたご依頼は、なるべく前向きに検討しつつ、引き受けた後は依頼者様の期待にそうよう、いやその期待を上回るよう全力で取り組んでいくので、これからもライター春紫苑をよろしくお願いします!


アルパカコネクト関係者の皆様、ライター春紫苑へのご依頼はこちらまで♪
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