2023年7月29日J3リーグFC今治対テゲバジャーロ宮崎DAZN観戦の感想

J1のリーグ戦が休止中なので、今日はガンバから期限付き移籍中の南野遥海がいる宮崎の試合をメインで見ることにします。

前節もゴールを奪い、19歳ながらチーム得点王としてチームを引っ張っているようです。宮崎はJ3リーグで現在12位。最下位や19位はJFLとの入れ替えがある厳しいリーグ戦ですが、勝ち点差も開いているので多分大丈夫でしょう。

さて試合は今治のホームである里山スタジアムで19時キックオフ。
と思ったら開始直後の3分にいきなり今治が先制。今治のFK時に宮崎がラインを上げるタイミングが遅れてしまい、裏に通されて折り返されたボールを冷静に押し込まれて失点。
これは行けないと思ったら、再開した4分にもボールをつながれ、奪いきれないまま千葉に決められて早くも2-0。

宮崎はボールを奪われて速攻を仕掛けられた時の守備の陣形に問題がありそうな気がします。最初の5分の混乱は酷かったですが、その後も今治のヴィニシウスに手こずっています。

20分には飛び出した南野にドンピシャクロスが来ましたが、シュートは今治GK伊藤に防がれました。

その後もお互いにチャンスがあり、決めたのは今治。オフサイドギリギリで抜け出したヴィニシウスが華麗なループシュートを決めて3-0。今日の宮崎は厳しそうです。逆にホームのサポーターは猛暑の中に見に来た甲斐があります。

宮崎は前にボールが入らず、奪われた時に素早く切り替えられず、フリーで縦パスをバンバン入れられ続けるとこうなってしかるべきでしょう。

後半開始から、私期待の南野は下げられてしまいました。ということでここからはかなり見る理由が減ってしまいましたが、一応見続けます。

今度は宮崎が後半開始から積極的に前に出ます。49分には永田が惜しいシーンもありました。

3点の余裕がある今治はちょっと落ち着いた感はあり、逆に3点差を追う宮崎は後がないのでひたすら攻めます。

それでも、余裕が良い方向に作用しているのか今治は攻め込まれても最後にはクリア出来ており、焦りは感じられません。

むしろ落ち着いた守りから宮崎ゴールに迫る決定機の数は、宮崎よりも同等以上です。宮崎GK青木のファインセーブがなければ、5,6点差が付いていたでしょう。今日は完全にホームチームの試合になってしまっています。

結局試合はそのまま3-0で終了となりました。宮崎にしてみたら最初の5分の試合の入りが致命的でした。松田監督らしからぬ守備となってしまいました。今治は引き分け続きだったらしいですが、今日の勢いはそれを感じさせないほどでした。

しかしこの両チームのユニフォームスポンサーは豪華ですね。今治はデロイトトーマツ、宮崎がZOZOですから。

今治など各地の専スタにも行ってみたいのですが、まだ機会を得られていません。コロナがなければ2020年に広島での広島対ガンバ戦の後に瀬戸内海を渡って翌日の今治対ガンバU23の試合を見るつもりでした。U23チームがなくなった今では叶わないスケジュールですが、広島、長崎、金沢など次々と専スタが出来てくる来年には観戦旅行を増やしたいですね。

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