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小さなiPhone求む

いま、iPhone8Plusを使用しています。ただ、最近は「重いなあ」と思うことも増えました。Kindleアプリで読書することも多かったので、画面サイズが大きいことから選んだのですが、今ではKindle Paper Whiteで読むのでそのメリットは無くなってしまいました。そうなると小型の方が良かった、と後悔してしまいますが、肝心のAppleが小型iPhoneに全く関心を寄せていません。

iPhoneSEが出たのもかなり前の話になってしまいました。それからは毎年のようにSE2が出るのではないか、と噂混じり(というか全部噂でしたが)の報道が出ていましたが、どうやら今年は本当に出そうです。

iPhone SE2(仮)、すでに試験生産開始か。3月発売で4万7000円~の噂
https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-31-iphone-se2-3-4-7000.html

ただ、小型iPhone欲しい層にとっての大きな問題として、このiPhoneSE2(もしくはiPhone9)のサイズがiPhone8と変わらず、SEの純粋な後継機とは言えないことです。

ユーザーが多くのアプリを利用することでApp Storeからの収益を増やすこともAppleにとっては重要な問題でしょうから、画面サイズを小さくすることでアプリの選択肢を狭めてしまいたくない、という思惑もあるのかも知れません。

ただ、大きさだけではなく重さも個人的には重要だと思っています。

今のiPhoneはQi充電出来るように背面がガラス仕様になっています。側面の金属と合わさって高級感があり、高品質でもありますが、以前のiPhoneよりもかなり重くなりました。そして、変な話ですが落としたときに傷がつきやすくなりました。Androidの安い端末の方が、液晶面以外が安っぽい樹脂製のためにかえって割れたり傷ついたりしにくくなっています。さらにそういう安っぽい端末は樹脂・プラスチックが多用されているため、iPhoneよりも軽くなり、重さの面でも取り損なったりつかみ損なったりして落とす可能性が減ります。

高級感は確かに品質を高める上で製品としては重要ですが、製品にとっての必要条件ではないでしょう。iPhoneユーザーは本当にこの大きさ、この重さを望んでいるのでしょうか?

Appleは製品開発する上で、マーケティングは行わないそうです。それが革新的な製品やサービスを提供し続けてくることが出来た大きな理由であることは確かです。しかし、ここ数年間Macユーザーの激怒を買い続けた、MacBookシリーズにおけるバタフライキーボードの根本的な不良問題を見ると、最近のAppleは革新的というよりも独善的になっているのかも知れません。

その一方で、昨年ようやく、16インチMacBookProでキーボードを作り直して評価も得られています。iPhoneでももっと小型の、iPhone5・5S・SEと続いてきたサイズで新製品を出してくれるとありがたいのですけど。

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