2023年12月9日天皇杯決勝川崎フロンターレ対柏レイソルTV観戦の感想

今シーズン、J1リーグ戦ではどちらも思ったような結果を残せなかった2チームの決勝となりました。川崎フロンターレはリーグ奪冠に失敗し8位に終わり、柏レイソルは残留争いから抜け出せず残留したものの17位で終了。

今年最後のタイトルを賭けた戦いは、リーグ戦順位を考えた前評判なら川崎でしょうが、一発勝負では分かりません。

むしろ柏が決勝まで上がってきたことの方が驚きでしょうが、カップ戦というものは得てしてそういうことがあります。

ちなみに、川崎は2020年決勝でガンバを破って優勝して以来の決勝進出で、柏は2012年決勝でガンバを破って優勝して以来の決勝進出です。

今のガンバが何してるかについて言及するのは人の心がありません。

人情がある他サポならそっとしてくれるはずです。



それはともかく、この決勝戦の試合そのものは両者が持ち味を出したというよりも、お互いの守備、特にゴールキーパーが目立ちました。試合中の時点で、勝ったチームのGKがMVPだろうなと思えるくらいのプレーでした。

延長含め120分経過して0-0でPK戦となりましたが、PK戦の説明を主審から聞いている両チームの選手が笑顔だったのは印象的でしたね。

PK戦でもお互い譲らず、柏は2人枠に当てて外し、川崎は2人GKに止められ、10人目でお互いにGKが蹴り、松本のシュートがチョン・ソンリョンに止められて川崎フロンターレの優勝が決まりました。

昨年の天皇杯決勝、サンフレッチェ広島対ヴァンフォーレ甲府の試合もPK戦まで行き、素晴らしい試合でしたが、今年の決勝もGK同士の高いパフォーマンスは見応えがありました。

国内のJリーグの日程はこれで全て終了です。ACLはありますが。

来シーズンはどのようなJリーグになるでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?