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読んだ本(2023年12月)

11月中盤から読まないモードになっていたが、再開。一か月ほど全然読んでなかったので、読むスピードがリセットされた感じ。


殿様の通信簿 / 磯田道史

テレビの歴史番組に出演されている磯田先生の著書。岡山出身だったのか。
マイナーな内容、マイナーな殿様だったりするのに面白く読める。研究者だけあって、資料・史実をおさえつつ面白く伝えてくれている。

村上海賊の娘3 / 和田竜

村上海賊の娘3巻。本願寺との戦が一段落し、源爺が死んで、景が瀬戸内へ帰ってくるところから。
能島勢が動きだすまでの駆け引きのところは、中だるみというか読むのがしんどかった。動きがあるところは表現力が高く読みやすいのではあるが、そうでないところは逆でしんどい。
景が残って戦っていることをしって自領に帰るのをやめ反転して助けにいく毛利勢。四巻を早く読まねばという気持ちで三巻を読み終わることができた。

フルメタルパニック1 戦うボーイミーツガール / 賀東招二

昔映像作品の方を見ていたが、最後どうなったか覚えていない。ということもあり、図書館の蔵書を検索してみたら閉架管理になっていたものの存在していたので借りて読んでみた。来年になると新刊が出るらしいのだが、発売されるまでにシリーズ全部読むのは難しそう。
内容は戦争ものと学園ものをミックスした懐かしいドタバタストーリー。読んでいてそういえばこんな話だったと思い出しながら読んでいる。映像の方が面白さが目で見える分有利なのかなぁ。

村上海賊の娘4 / 和田竜

ようやく最終巻。出だしは景と眞鍋海賊との闘いから毛利船団が引き返してきて海戦が始まるところから、木津川合戦の終わりまで。
一巻全て戦の話。躍動感ある文章で面白く読めた。

シリーズ読了したのでまとめてみた

坊さん、ぼーっとする / 白川密成

タイトルはボーっとしているが、内容的には全然ぼーっとしていない。本書でいうところのぼーっとするというのは、経典(理趣経?)の中で言われているひたすら待つという意味で使われているが、一般的にいうぼーっとする=何も考えてない状況からは程遠い内容。
考えて考えた内容を文章にした本。

フルメタルパニック2 疾るワンナイトスタンド / 賀東招二

ラムダドライバの謎とか宗介の過去とか少しずつでてきつつ、テロ組織と戦う話。ストーリー的にはあまり大きく進展しないので、アニメ放送で言えばいわゆる説明回に近い感じ。進展したのはテッサの気持ちくらい。



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