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線香立てと鉢と自分なりの趣味に対する構え

先月後半にジョウロと同時に釉掛けした線香立て(香炉と同じ形だけど、用途は線香立て)と鉢。

赤土なので、線香立ては萌黄の釉薬なのに、ほぼ焦げ茶。よく見ると口元に少し緑を感じる程度。鉢の方も、やや茶色がかった白。下部の飴釉のかかり具合がちょっと雑かな?

趣味に対しての構え

個人的な考えとして、趣味は上達することや人に評価されることよりも、先人をトレースする事よりも、その過程で自分なりに広げたり深める事。

つまり、勝手に道を外れて失敗や苦労することも含めて楽しめないなら趣味とは言えないのではないかと思っています。

そんな考えに至ったのは、写真を趣味の中心にしていた頃。

掲示板などでアドバイスを求めると、的を得た反応は殆どなし。人の事を否定して、あーしろこーしろとしつこく言ってくる人に限って、良い写真を撮ってるとは思えない。

「なんで、あなたの好みの写真を私が撮らないといけないのか?」と思う事が多すぎて、そういう場所に出入りするのをやめました。

もちろん

他人に迷惑をかけない
道具を壊さない
環境に影響を与えない

というような事に関しては、情報を集めるだけでなく指摘されたら素直に聞くべきだ。

しかし、思い通りの結果を得て評価されるというのは、自分で工夫していかないと、いったい何が楽しいのか?と思います。

陶芸教室も「他の人に比べて、あまり質問しないね」と言われたりもしたことがありますが、最近は失敗も楽しむ姿勢が受け入れられ、上手くいかない時も一緒に笑ってもらえる場所になったので快適です。

NOTEの記事に関しても、同じように考えていて、「こうすれば集客できて評価される」みたいなアドバイスを発信してる人をよく見ますが、その通りにして上手く行ったとしても、自分で試して工夫していく美味しい部分を奪われたら、私は何を楽しめばよいのか?と思ってしまいます。

力を込めた投稿が無視されて、何気なくつぶやいた愚痴が何故か反応される。

何が共感されるのか分かってない、それとも書き方が悪いのか?投稿したタイミングか?

という部分が趣味なんじゃないかなと思います。

なので、これからも我流を通していこうと思います。

シシトウに蕾がつきました。


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