セレクションアンドバリエーション(公式)

組織・人事コンサルティング会社のセレクションアンドバリエーションの公式noteです。 …

セレクションアンドバリエーション(公式)

組織・人事コンサルティング会社のセレクションアンドバリエーションの公式noteです。 noteでは「組織・人事」に関する多彩な情報を紹介します。 公式HP:https://sele-vari.co.jp/

マガジン

  • 人事コンサルタント 平康慶治のブログ

    弊社代表の平康によるブログ「あしたの人事の話をしよう」からコンテンツを抜粋し整理した中で、人事・人材について記載している記事をまとめています。

  • セミナー講演内容まとめ

    これまで講演したセミナーの内容をまとめた記事です。

  • ISO30414導入の基礎知識~人的資本情報公開に向けて~

    これから必須となる人的資本の情報公開、その基準としてのISO30414について、セレクションアンドバリエーションの人事コンサルタントがわかりやすく説明する連載です。

  • #スタートアップ調査と人事課題推測

    投資家から資金調達を行っているいわゆるスタートアップ企業、ベンチャー企業について調査・整理したものです。その中でも特に、人事、人材についての特徴および推測できる課題についてまとめています。公開情報をベースに作成している調査ですので、当noteは著作権フリーとさせていただきます。

最近の記事

  • 固定された記事

サヨウナラ、正規分布。コンニチハ、ポアソン分布~現実的な加点評価のすすめ~

私がポアソン分布という言葉を知ったのは社会人になってからで、それも「コンサルタントでござい」とドヤってた20代そこそこの若造の時でした。 ちなみにもしその頃にTwitter文学とかあったら、確実に心をえぐられていたでしょう。 今でこそメジャーなアクセンチュアにいても、当時は無名なよくわからん外資系扱いでした。メガバンク系に就職した大学の同期に「怪しいコンサル会社に行ったんだって?もう連絡してくるなよな」とか言われたりしました。 承認欲求も満たされない中で、地方から上京してき

    • 自分が「今」二流だと認められる人は強くなれる

      インセンティブ制度こそが人事の本質だと考えていた時代があって、イケイケどんどんな会社でそんな仕組を作っていた。 高級外車ディーラーとか、訪販の会社とか、投資不動産の営業とか、生損保の窓口販売とか。 そしてどの会社でも、私が作ったインセンティブの仕組みは、かなりうまく機能した。 だから、良いインセンティブの仕組みをつくれば、組織は良くなるし、人も成長できる、と思っていた時代だ。 けれども今は決してそうは思ってはいない。 インセンティブの仕組みの本質は、KPIに対するリターン

      • 経歴とビジネスモデルから見る セミナー講師の選び方

        1 はじめに 自分のスキルアップのために外部セミナーを受けようと思っている、会社から外部講習を受けて来いと言われた…社会人ならそんな経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。業務に関係があれば受講時間は業務時間とみなされることが一般的ですが、その時に悩むのが「このセミナーは貴重な業務時間を費やすのに値するのか?」ということ。 本記事ではそんな社会人の皆様、及びセミナーを企画する立場の企業の皆様に向けて、毎月1回の外部セミナー受講を自分に課している筆者が考える

        • 従業員の成長と昇給とを連動させる仕組み

          つい先日のことですが、長年顧問をさせていただいている会社から、新規事業向けの人事制度構築を依頼されました。 2020年の半ばから試行しはじめていているそのビジネスは、担当する従業員5名未満で、まだ単月黒字にもなっていません。 けれども、業界的には極めて大きな伸びが期待されるので、今からぜひ参入しておきたい。そのために、社内でのサービス提供体制を拡充するのに、収益構造を踏まえた人事の仕組みを設計してほしいというご依頼でした。 従業員数名のビジネスに人事制度が必要なのか?

        • 固定された記事

        サヨウナラ、正規分布。コンニチハ、ポアソン分布~現実的な加点評価のすすめ~

        マガジン

        • 代表ヒラヤスの人事Tips
          10本
        • 人事コンサルタント 平康慶治のブログ
          7本
        • セミナー講演内容まとめ
          26本
        • ISO30414導入の基礎知識~人的資本情報公開に向けて~
          9本
        • #スタートアップ調査と人事課題推測
          40本
        • ジョブ型人事制度の作り方
          3本

        記事

          経営者は従業員経験をつくる人になってゆく

          はじめに本連載は、弊社代表の平康によるブログ「あしたの人事の話をしよう」から抜粋し整理したものです。その中でも特に、人事、人材についての記事について一部加筆修正を加え、掲載しております。 「エンプロイー・エクスペリエンス」という言葉があります。 EEと略すこの言葉は、従業員に経験を積ませることでいち早く成長させることができる、という人材育成の考え方です。 多くの人事関連有識者が示すように、これからの人材マネジメントの主流になっていくと思われます。 このEEですが、じゃあ誰

          経営者は従業員経験をつくる人になってゆく

          タレントマネジメントシステムには新しい評価報酬制度が必要である理由

          はじめに本連載は、弊社代表の平康によるブログ「あしたの人事の話をしよう」から抜粋し整理したものです。その中でも特に、人事、人材についての記事について一部加筆修正を加え、掲載しております。 タレントマネジメントってなに?近年、タレントマネジメントを支援するHR-TECHシステムが普及しています。「うちも●●●●を導入しました。これからはタレントマネジメントですね」という声をクライアントからよく聞くようになりました。 タレントパレット、カオナビ、CYDAS、HRBrainなど

          タレントマネジメントシステムには新しい評価報酬制度が必要である理由

          ゆとり世代が育む、新世代のリーダーたち

          ゆとり世代はビジネス界でさまざまな評価を受け、時にはマイナスな印象を抱かれてきました。しかし、この世代もやがては部下を持つ立場になり、「○○世代」と呼ばれる若手をマネジメントする日が来ます。 本記事では ・ゆとり世代はどのような特徴を持っているのか ・10年後に彼らがどのように次世代の新入社員を育て、マネジメントするか について、予想も交えながら記載をしています。 ゆとり世代とは2000年代初頭、日本では教育改革が実施されました。この時期に育った世代は「ゆとり世代」と呼

          ゆとり世代が育む、新世代のリーダーたち

          10年後の女性キャリアを現在の環境から考えてみる

          1 はじめに 働く女性がどんどん増えています。女性の就業率(15~64歳)は20年前の56%から上昇を続け、2023年には73%に到達しています[1]。これは男性の就業率84%に迫る数値です。国や企業も女性活躍推進に注力し、様々な施策がとられています。  私自身も20代の女性として、女性活躍に向けて働く環境が整備されてゆく方向性を確認してみたいと思いました。また、自分自身の感覚としても、働く女性の意識は大きく変化しつつあると感じているため、そのことについても意識調

          10年後の女性キャリアを現在の環境から考えてみる

          30代前半でのキャリアの選択肢とは?

          変化の激しい現代において、入社10年後の時期には、キャリアにおいてどのような変化が現れるのでしょうか。 筆者は10年後34歳になります。 今いる会社でのキャリアアップを目指していますが、30代前半のキャリアを考える上で、これからどんなキャリアの選択肢があるのか、公開されている様々なデータから考えてみました。 キャリアアップか転職か転職者の割合 実際に転職を行う方はどの程度いるのでしょうか。 リクルートワークス研究所によると、25歳~34歳の就業者のうち転職を希望する割合は

          30代前半でのキャリアの選択肢とは?

          営業は売上が命?~数字至上主義の弊害~

          当noteでは、筆者(これまでのキャリア:証券営業⇒求人広告営業⇒人事コンサルタント)の実体験を踏まえて、営業職の評価を契約数や売上高といった“数字”だけに基づいて行った場合、組織にどのような影響が発生するのかを説明しています。 ・営業部門の目標達成率を向上させるために定量面の評価比重を高めたい ・モチベーション向上のため、営業職にインセンティブ制度を導入したい ・数字至上主義の社風によって事業規模を拡大してきたが、今後は部下育成や法令順守の意識を従業員に芽生えさせたい

          営業は売上が命?~数字至上主義の弊害~

          年俸制って実際どうなの?従業員/会社側のメリット・デメリット

          1 はじめに 社会人なら一度は目にしたことがある「年俸制」。聞いたことはあるが馴染みがないし、よくわからない…そんなキャリアパーソンに向けて、実際に年俸制の会社で働いている筆者が年俸制についてわかりやすく解説します。 *この記事は5分程度で読むことができます。 2 年俸制について知ろう そもそも年俸制とは、給与の決定形態の一種で、年単位で給与を決定する仕組みのことです。その他の給与の決定形態にはアルバイトでよく見られる時給制、日本企業の9割以上に採用され

          年俸制って実際どうなの?従業員/会社側のメリット・デメリット

          自分の仕事能力に不安を感じた時にどうすべきか

          日々仕事を行う中で様々な不安や悩みがあると思います。 その中でも若手社員の方は自分の仕事能力に不安を感じることが多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、自分の仕事能力に不安を感じた時にどうすべきかを解説します! *本記事は5分程度で読むことができます。 若者は仕事に対して「不安、心配な気持ち」を抱えている株式会社ラーニング・エージェンシーが2023年に4428人の新入社員を対象に行なった「新入社員意識調査」によると、 「入社式を終えた現在の気持ちは?」という質問

          自分の仕事能力に不安を感じた時にどうすべきか

          上司・先輩とうまくやっていくためのポイント

          「上司とうまくいかない」 「上司や先輩と仲良くしていきたいけど、どうしていいかわからない」 このように上司や先輩との関係性で悩んでいませんか? 職場の人間関係が良好であったり、上司・先輩と部下のコミュニケーションが円滑の場合、仕事への意欲が高まることがわかっています。 そこで本記事では、上司・先輩とうまく付き合うためのポイントを解説します! *本記事は5分程度で読むことができます。 職場の人間関係に悩む若者は多いリクルートワークス研究所が行なった若者の離職理由に関す

          上司・先輩とうまくやっていくためのポイント

          【第6章】50代社員の活躍を急ごう|ミドル・シニア社員の生産性を上げるための人事の仕掛け

          本連載では、当社マネジャーの柳瀬大地が「月刊 人事マネジメント」にて執筆した、企業業績向上のための50代社員の活躍を引き出す人事の仕掛けを分かりやすく紹介いたします。 全6回にわたる内容で、本記事は第6章、最終章となります。 まだの方は、ぜひ他の記事もご覧ください! 【前回の記事】 【初めから読む】 *本記事は、10分以内で読むことができます。 50代社員の成長・活躍を支える環境の作り方これまで5回にわたり、50代社員の活躍を促す人事の仕掛けを紹介してきました。 い

          【第6章】50代社員の活躍を急ごう|ミドル・シニア社員の生産性を上げるための人事の仕掛け

          【第5章】50代社員の活躍を急ごう|ミドル・シニア社員の生産性を上げるための人事の仕掛け

          本連載では、当社マネジャーの柳瀬大地が「月刊 人事マネジメント」にて執筆した、企業業績向上のための50代社員の活躍を引き出す人事の仕掛けを分かりやすく紹介いたします。 全6回にわたる内容ですので、ぜひ全てご覧いただけると嬉しいです! 【前回の記事】 【初めから読む】 *本記事は、10分以内で読むことができます。 スキルアップ教育(デジタルリテラシー編)第4章では、50代社員に求められるスキルの1つとして、「ポータブルスキル」をご紹介しました。 ポータブルスキルは「

          【第5章】50代社員の活躍を急ごう|ミドル・シニア社員の生産性を上げるための人事の仕掛け

          【第4章】50代社員の活躍を急ごう|ミドル・シニア社員の生産性を上げるための人事の仕掛け

          本連載では、当社マネジャーの柳瀬大地が「月刊 人事マネジメント」にて執筆した、企業業績向上のための50代社員の活躍を引き出す人事の仕掛けを分かりやすく紹介いたします。 全6回にわたる内容ですので、ぜひ全てご覧いただけると嬉しいです! 【前回の記事】 【初めから読む】 *本記事は、10分以内で読むことができます。 スキルアップ教育(ポータブルスキル編)第3章では、自律的なキャリア志向を高めることで、50代社員の仕事に対するモチベーションが向上する内容をご紹介しました。

          【第4章】50代社員の活躍を急ごう|ミドル・シニア社員の生産性を上げるための人事の仕掛け