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本格始動に向けて感じた「コミュニティ運営」という難しさ【オーナーnote②】

オーナーnoteではHRラボほくりくのコミュニティオーナーである けんせい(@kensei_nishide)とコミュニティの女将である おはる(@oharuceo)が「北陸発・オンライン人事コミュニティHRラボほくりく」について語っていきます。

前回はHRラボほくりくの立ち上げ経緯についてのお話でした。
今回は立ち上げてから本格始動に至るなかで、「コミュニティ運営」って奥深くて難しい・・・そしてとても大切だな~と思ったお話を書きたいと思います。

コミュニティは作ることよりも運営することが大事

「HRラボほくりく」は一方通行型の研修や人事コンサルティングと違い、双方向の学び合いができるコミュニティであることが大切な要素です。

ただコミュニティとは難しいもので、「共感」を基にしたつながりのため会社組織よりももっとふわっとしていて、参加者の興味が薄れたり自発性がなくなればすぐに開店休業状態になりがちです。

会社だと対価としてお給料がもらえるけど、コミュニティに属している対価は「コミュニティで得られる学び・楽しみ・つながり」なわけなので、当然ですよね。

実際にビジネス系コミュニティで、
”色んな人が入りすぎて話題がごちゃごちゃになってしまった”
”なんとなく発言しづらい雰囲気”
などが要因となって過疎化し、「あー、あのコミュニティまだあったんだ?(笑)」と言われちゃうような切ない状態になってしまったパターンも見てきました。

そんな事態を回避するには、コミュニティマネージャーの存在が必要だ!
ということで、コミュニティづくりについての知識や経験を持つでぐみう(@degumiu13)とタテショー(@shota_tateno)にコミュニティマネージャーをお願いすることになりました。

コミュニティマネージャーとは?
ある特定のコミュニティを代表して、コミュニティ内外の人や物、アイデア、お金の流れを調整し、場と心を維持管理し、メンバーの行動をデザインしながら、その場から生まれる価値を最大化する人
出典 https://buff-community.jp/aboutcommunity

コミュニティマネージャーの必要性は、こちらの記事を読むとより腹落ちすると思うのでよかったら。

(ちなみに仁志出さんも私もアイディアを出したりビジョンを描くことは好きだけど、運営する上での細かい配慮は苦手なタイプなので、自分たちでコミュニティマネージャーをやるという選択肢は最初からありませんでした。(笑))

心理的安全性が保たれたコミュニティ を目指して

そんなわけでHRラボほくりくでは立ち上げ初期段階から「コミュニティマネージャー」という存在をしっかり置いて運営することになり、そこからはコミュマネ含めたメンバー全員で「良いコミュニティづくり」を試行錯誤してきました。
いくつか取り組みをご紹介します。

①コミュニティルールの策定や入会説明会の実施。
良いコミュニティにするには最初の入り口設計が大切なため、「どの企業さんでも入会OK!」ではなく、定期的に説明会を実施してHRラボの想いを丁寧に伝えた上で、共感してくれる企業様だけに入会していただく流れをとっています。
また、入会登録段階でもコミュニティルールへの同意が必須となっています。

【コミュニティルール】
1.積極的に発信しましょう
参加者全員でこのコミュニティを作っていければと思いますので、皆さん積極的に投稿・コメントしていきましょう。
2.誹謗中傷はおやめください
相手が傷つくような行為は禁止です。
3.メンバーのプライバシーを尊重しましょう
お互いの信頼関係を大切に、当コミュニティ内にてシェアする内容は、公知のものを除いてコミュニティ内に留めておきましょう。
4.特に関係のない宣伝・営業・勧誘はお控えください
当コミュニティとは関係のない宣伝・営業・勧誘は禁止です。

②Slack内整備・チェックインの実施・会員さんの意見をくみ取ったイベントの企画調整
日々の細かい気配りによる「心理的安全性が保たれた場づくり」も、コミュニティマネージャーが行ってくれています。以下、タテショーのブログから抜粋。

コミュニティマネージャーは「コミュニティを安全な場としてマネジメントする存在」だと私は認識しています。
コミュニティの価値は参加者の対話から生まれていきます。
安全な場であるから顔を出してみようと思ってもらえます。
気兼ねなく発言ができます。
居場所としての魅力を感じてもらえると思います。
HRラボほくりくも、そういった安心してコミュニケーションができる場を目指します。

③3ヵ月に1回の総会の実施
HRラボほくりくでは3ヵ月に1回、「チェック&アクション」をテーマをした総会を行っています。
会員さんは基本的に参加必須で、普段忙しくてコミュニティにあまり関われない方にも総会だけは出てもらうようにしています。
これもコミュニティに対するモチベーションを保てるようにとの考えから始まった取り組みです。

このような色んな取り組みを通して安心安全なコミュニティ&活性化しているコミュニティを作ろうと、コミュニティマネージャーを中心に毎週の運営メンバーMTGでは試行錯誤しています。

というわけで。コミュマネの役割は分かったけど、その他運営メンバーはどういう役割なの?という内容を、次回書きたいと思います。

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