見出し画像

子供を作るかどうかを聞かれなかった話

DINKs系のブログを読んでいると、どうも周囲の人から「子供は産まないの?」という質問をされることが多いようです。まぁ確かに、結婚したらそんな質問が飛んでくるのは当たり前かぁなんて思いつつ、「はて、私はそんなこと聞かれたっけな?」と思ったわけです。

これまで、人生で様々な質問を受けてきました。しかし、「子供を作るかどうか」という質問は、私の人生であまり受けたことがありません。その意味と私の考えを共有したいと思います。

前提の無視?

まず、なぜその質問がされないのかについて考えると、社会の中である程度自然と決まっている事柄、いわゆる「常識」や「前提」とされる事柄については、通常質問されることは少ないのかもしれません。

結婚したら子供を作る。これが一般的なライフパスとなっており、その前提を問うことは少ないように思います。

またこれは私たち夫婦特有の環境なのかもしれませんが、この質問が人のプライバシーに踏み込むという意識を持っている人が周囲に多いということも関係しているように思います。

「結婚した夫婦は子供を産む」というのは一見して自然なように思えます。しかし、病気などの理由で埋めないという夫婦も世の中にいます。質問をした時、こういった回答が返ってきたらまぁその場は凍りつくわけですよ。

そんな少数ながら、意図しない回答が返ってくる夫婦がいることを私たちの周囲の人たちは理解してくれていると考えると、心が楽になるのは確かなことです。

もしくは自分から言ってしまう

近しい友人等に子供の話をするとき、私は自分から子供を産まないということを言っています。その理由はこれこれで○○○みたいな内容についても伝えることにしています。

私たち夫婦は二人で人生を思いっきり楽しむということに全振りしています。そういったことも合わせて伝えると、だいたい理解してくれます。

子供に関しての質問をされてしまうのは、きっと周囲に対してあまりこう言ったことを話していないのが原因なのかもしれませんね。私自身がとても自由人なので、なんとなく子供を産まないんだろうなと察している感じもありますし笑

自由な選択の尊重

私自身、子供を持つことの価値や意味を理解しています。それは人生の素晴らしい経験であり、新たな生命を育て上げる喜びや達成感は計り知れません。妹夫婦の甥っ子・姪っ子を見ているとなんとも言えない愛情を感じます。

しかし、それはあくまで一つの選択肢であり、すべての人がその道を選ぶ必要なないと考えています。

私たちは生きるためのさまざまな選択肢を自由に選ぶべきです。結婚をするかどうか、子供を作るかどうか、どのような仕事をするか、どのようなライフスタイルを送るか。それらはすべて個々の価値観や目指す生活に基づいて選ばれることが大事だと思っています。

反対に「子供を作るかどうか」という質問を周囲の人にされてしまう背景には、それが前提とされている社会的な規範があるかもしれません。しかし、それは人それぞれの価値観や目指す生活によって、自由に選択できるべき事柄だと私は考えます。

価値観の多様性

私たちは社会的な前提や常識に縛られず、自分自身の価値観に基づいて生きる道を選ぶべきです。子供を作るかどうかを含む、あらゆる選択肢はそれぞれの人生を豊かにする可能性があります。

人生の多様性を尊重し、それぞれが自分らしく生きることができる社会を目指していきたいですね。子供を作るかどうかを問わず、私たち一人一人が自由に選択でき、自分らしい人生を送ることができるように。それが私が目指す社会の一つの姿です。


これはあくまで私の意見であり、すべての人に共感してもらえるわけではありません。しかし、私たちは多様な価値観や選択肢を尊重し、それぞれが自分らしい人生を生きることができる社会を目指していきたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?