現状に満足するな Challenge6
私は、今から、本気でこのことについて述べる。
特に聞いてほしいのは、僕と同じような平凡なサラリーマンに向けてだ。
『現状に満足するな』
私は、正直、若くして働いていて、同世代の人々よりも、稼ぎはいい方だ。
私は前の投稿でも書いたが、平気で同世代では乗っていないような車に平気で乗れるし、同世代では持っていないようなものでも買える。
一歩抜きに出た存在だと思っていた。
帰郷してた時も、『お前いい車乗ってるな』とか『お前お金使いすぎなんじゃないの』と言われ、鼻高々であった。
でも、それは、大きな勘違いであった。
『同世代では』とは、『同世代の中の平均的な人では』、もしくは『同世代の中でも、田舎の同世代の中では』というくくりの中での話であった。
私は、学生時代から、まじめで、その上負けず嫌いな性格であったことから、嫌いであった勉強も努力して、できる方だった。
何をやるにも卒なくこなし、優秀な方だと思っていた。
仕事に就くにも、日本を代表する大手企業を選び、
同期の中でも最年少で大手企業に入社した。
大手企業の中には、大学卒はもちろん、大学院卒が半分以上を占め、私と6歳も離れた同期もいた。
それでも、私の負けず嫌いはその年齢差をよしとせず、会社の中でも、常に向上意識を持って仕事に取り組んできた。
そんな中、私は立て続けにいろいろな話を聞き感じることになった。
入社して半年ちょっと、私はこんなことを聞いた。
『学歴がモノを言う社会』
『どんだけ努力しても、学閥がある以上、上には上り詰められない』
こんな話を聞いたのである。
そもそも、会社の頂点というのは、世の中からするとちっぽけなものだ。
一企業の上層部なんて言うのは、言ってしまえば山ほどいる有象無象である。
入社して、1年半がたった時はこんなことに気づいた。
『将来の自分は、上司である』
つまり、今の上司の感情、モチベーション、楽しいこと、やっていることなどすべては、将来の自分の行く末だということだ。
そう思って上司を観察したとき、
家庭環境もいいとは言えない。
風俗やキャバクラで女遊びは激しい。
労働時間は長く、プライベートの時間はあってないようなもの。
このような状況に私は、仕事に対しての尊敬はあるものの、
『憧れ』というものは一切なかった。
その反面、田舎ではなく、東京にいる同世代は、どうだろうか。
20代でバリバリ活躍している人は、山ほどいる。
好きなことをやって世の中を変えている人が山ほどいる。
インフルエンサーと呼ばれている人が、年下にもいる。
学生時代に遊び惚けていた若者たちがまじめに勉強していた者たちを差し置いて、世の中を変えようと動き出している。
そんな状況を目の当たりにして私はこう思った。
『今の現状に満足していてはだめだ』
自分の今が平均レベルに着飾れていたって、そんな人生で楽しいわけがないと。
まじめにセオリーを生きていたって所詮は平均レベルでしかいられないということを。
だから、私は動き出している。
今の自分に満足できないからだ。
今の現状に満足できないからだ。
なんとしても、この不条理な、努力しても上には上がれない会社の中で骨をうずめる人生から抜け出したい。
そう思って今を生きている。
そう思って今後を生きる。
現状に満足するな。
将来の自分を自分で創り出せ。
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