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鋭いインサイトだらけのHRテック

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みなさまの記事のうち、 このHRテックの記事、めちゃんこ鋭いなぁ・・・! というものをまとめてみました。 そして僭越ながら私自身のHRテック系の記事も。
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2024年4月の記事一覧

2年間BIツール漬けだった私が3つのBIツールを知ってわかったこと

BIツールって活用されていますか?BIツールは、企業のデータを分析・可視化し、経営や業務効率化などに活用するためのツールです。当社でも、たくさんの相談を受けています。今回は数多くあるBIツールから3つをピックアップし、概要と具体的な活用事例もあわせて紹介します。 自己紹介みなさん、こんにちは。グループビジネス推進本部システム一部の粟生山(あおやま)です。出身は石川県で、就職を機に一人暮らしを始めました。小学校から高校までの間バドミントン部に所属しており、運動をバリバリにして

「人事データ利活用原則」とは? #2 取得① 適正取得原則

みなさま、こんにちは。koei(@koei2024)です。 「人事データ利活用原則」について、note記事で整理しながら理解を深めることを目指しています。 前回は、人事データ利活用原則について注目した背景と概要、ステップ別分類についてお伝えしました。 今回は1つ目のステップ「取得」に位置づけた「適正取得原則」について理解を深めていきたいと思います。 人事データはその特性上、適正に取得することが重要です。どのような点を押さえておくべきなのか、確認していきましょう。 ※

人事関係のEDIデータ種類

人事関係のEDIデータ種類  人事関係のEDIデータは、主に以下の種類に分類されます。 マスタデータ 社員マスタ:  社員番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、雇用形態、所属部署、役職、給与情報など 役職マスタ:  役職コード、役職名、所属部署、権限など 部署マスタ:  部署コード、部署名、上位部署、所在地など 2. 異動データ 入社データ:  入社日、社員番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、雇用形態、所属部署、役職など 退職デ

事例から見る人事システム構想策定

どうも、おはこんばんちは、へるどっくすです。 今回は人事システム構想策定を、とある事例から見ていきたいと思います。でも、構想策定としましたけど、ベンダー選定、導入PMOも含みます。て書くと Too Much 感もありますけど、とりあえず書いていっちゃいます。 前提を少し 今回お話しようと思った事例は、人事機能的には3つの柱で ① いわゆるタレマネ ② 勤怠管理 ③ 給与計算 が対象でした。 数万人~十数万人規模の会社さんだったかな。でも多くはアルバイトさんだったという

記述的分析の先へ(因果推論を学ぶための本)

記述的分析をひとことで説明するとデータの要約です。平均や分散の計算やグラフによる考察から始まり、相関分析、重回帰、主成分分析なども場合によりこの範疇に含まれます。 こうした分析はデータを俯瞰し、問題や仮説の種を得るために有用で、とりわけ問題検討の初期段階でよく実施されます。ただし、要約はデータの状況を示すだけで、必ずしもそれらのメカニズムを提示するわけではないことに注意が必要です。 相関係数が高いからといって因果関係があるとはいえません。さらに踏み込んでいうと、実験デザイ

自動化を提案したら業務効率化のマインドが醸成できたって話

どうも、おはこんばんにちは。へるどっくすです。 今回はDX、デジタルトランスフォーメーション、その中でもデジタルを活用した自動化のカルチャー醸成に関するお話です。 前提もろもろ 当時、私は人事コンサル(人事部門の業務やシステムの変革のご支援)をしていましたが、1年程、そのコンサルのバックオフィスに入り込んで、BPRを推進する、という自社の変革的なことをやることになりました。 そのコンサルは、グループ会社の一社で、その他にもリスク、M&A、税務などの会社があり、それらの

【海外HR事情】HR業務におけるAI活用の現状

人事部はChat GPTに代表されるAI技術をどのように利用しているのであろうか。 ガートナーが米国のCHRO132名を対象に2023年6月に実施した調査によると、AIの業務採用を検討したり、実際に活用してみたことのあるCHROは全体の38%であった。また、今後1~2年の間にAIを採用しない場合、他社比で遅れを取ってしまうと考えているCHROは76%いた。 AIを実務に使う際の正確性や冗長性、プライバシーに懸念を持つHRリーダーも多い(77%)ものの、HR業務でのAIの利

【海外HR事情】AIが変革する人材マネジメントの未来

前回の記事では、人事部がどのようなAI技術をどの程度活用しているのか、実態を紹介した。今回の記事では、AI活用の最新動向、活用事例をJosh Bersin氏の記事から抜粋して紹介する。Bersin氏は次の6分野で、AI活用が高まりを見せていると分析している。 1.採用、異動、昇進、報酬制度にタレントインテリジェンスを活用するAI技術を活用して、社員の特性やスキルを把握、タレントインテリジェンスとして蓄積しておくことで、採用や異動時の候補者の特定、昇進の判断、賃金の不平等の特

Workday導入事例

どうも、おはこんばんにちは、へるどっくすです。 Workdayとは みなさん、Workdayって知ってますか。アメリカ発の人事システムです。よくベンダー選定でSAP SuccessFactorsとかOracle HCM Cloudとかとの比較になりますよね。実は財務管理もできるってことは後から知りました。ちなみにオラクルがピープルソフトを買収した後に、元ピープルソフトのメンバーが開発したシステムというのは有名な話です。 個人的に面白いなと思っていたのは、スチューデントと

神経系としてのPMOを泥臭く徹底的に

どうも、おはこんばんにちは、へるどっくすです。 人事領域ではないんですけど、めちゃんこ規模の大きいプロジェクトにジョインさせていただいたことがありまして。どのくらい大きな規模だったかというと、費やすこと1,000億円、数千のエンジニアと共に数年の歳月をかけて会社の全システムを刷新するという、途方もないプロジェクトでした。その中で1年程、PMOを務めさせていただきました。 PMOといっても、それだけで30名はいたんですけど、 ①いわゆるスケジュールや課題をある意味機械的に管

人事システムの一元化を成し遂げる

どうも、おはこんばんにちは、へるどっくすです。 今回は人事システムの一元化を成し遂げるということについて深掘っていきたいと思います。 っていうかシステムの一元化って何? というか、何のためにシステムを一元化するの、って話ですね。一応、システムの一元化についてCopilot先生に聞いておきました。 でも、システムを一元化する必要がどこまであるのかって話ですよね。いや、極論、システムなんてバラバラでもいいと思うんですよね。なんならリージョン別に、そのリージョンに合ったシス

テーマ別「HRテックで成し遂げる」

どうも、おはこんばんちは、へるどっくすです。 この記事は、私がテーマ別に投稿している、HRテックで成し遂げたい何かをまとめたものです。随時更新していきますので、ご確認いただけると幸いです。 「こういうテーマで人事システムの導入を検討してるんだけど、それってどうなの」といった疑問などありましたら、私なりに深ぼって見解を記事にできたらと思いますんで、ぜひコメントくださいまし。 それではまた。

グローバルベストプラクティスに基づく業務プロセス標準化をHRテックで成し遂げる

どうも、おはこんばんにちは、へるどっくすです。 今回はグローバルベストプラクティスに基づく業務プロセス標準化をHRテックで成し遂げるということについて深掘っていきたいと思います。 グローバルベストプラクティスとは Copilot先生に聞きました。 業務プロセス標準化とは Copilot先生に聞きました。 HRテックで成し遂げる じゃあそれをHRテックで成し遂げるって何って話なんですけど、結局トレンドのHRIS(人事システム)ってグローバルベストプラクティスなんで

グローバル人事基本方針の統一化をHRテックで成し遂げる

おはこんばんちは、へるどっくすです。 今回はグローバル人事基本方針の統一化をHRテックで成し遂げるということについて深掘っていきたいと思います。 グローバル人事基本方針の統一化って何? まずはここっすよね。グローバルで統一すべき人事の基本方針って、何なんでしょうね。Copilot先生に聞くと、採用、異動、人材育成というキーワードが出てきます。その他にも、個人的には、人件費、MVV、エンゲージメントがキーワードになるような気がします。 採用については、どのような人を採用