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20周年を迎えるMMORPGをいまさら(前編)

『World of Warcraft』、通称「WoW」を始めてみました。WoWはBlizzard社のMMORPGで、2004年から運営されているそうです。えっ。あらためて調べて今知った感じですが、来年で20周年なんですね。うおー、おめでとうございます! ありがとうございます!(?)

ところで、続けてこのnoteを読んでくださっている方は「キミ、FF11もドラクエ10もやってるじゃないか、よく時間あるなコラッ!」と思われるかもしれません。でも最近はちょっとした理由で無駄に時間を浪費することの多い仕事を受けているせいもあり、さすがにMMORPGを3作もまともにプレイする余裕はありません。NETFLIXやU-NEXTのような映像サブスクとMMORPGのうちからどれかひとつのサービスのみに課金し、めったなことでは複数契約はしない感じです。「貧乏暇なし」ってやつですよ。働かなくていい仕事ないかしら。

とはいえMMORPGは良い趣味だと思っていて、夏休みや冬休み、GWといった長期休暇で別荘へ行く感覚で楽しむぶんには人生を狂わせたりはしませんし、無駄にヒロイックに活躍しようとしないで庶民的に生活することを受け入れればなおさらです。

あるいは庶民的というよりも、ちょっと経済的苦境に立たされているくらいの方が人の社会を広い視野で見られておもしろいかもしれません。いろんな世界で貧しさを堪能するのも良いかも!? あまり時間があると豊かになってしまうので、いいんですよ暇なしで!

英語力はどこへ?

そんなこんなで、忙しいさなかに「とにかくやろう」と始めたWoWですが、たぶん今のキャラクターを消してやりなおすことになると思います。3作目のMMORPGにWoWを選んだ最大の理由は「日本語サービスがない」から自分の英語力を試してみるのによさそうということなのですが、そこでいきなり躓きまして。

現状のWoWをそのままスタートしてしまうと近隣にある台湾のサーバーにつながってしまうようなんです。べつに外国人プレイヤーと積極的に交流しようと思っているわけではないのですが、それをやりたきゃFF11でできるのと、半端に見てわかる漢字の会話が流れてくると異国情緒がないんですよ。スタンド・バイ・ミーみたいに「男だけで旅に出ようぜ!」って、いざ集まってみたらひとり女装してきた感じ。すごい伝わると思います(どうかな)。

なお、かりそめの姿になりそうですがキャラクターの種族はパンダ(Pandaren)にしてみました。できれば小柄な種族でプレイしたいところなのですが、あまりいいのがいなくてですね……。

装備を着る都合などによりパンダらしさはすぐ消失

いまどきのグローバル展開を前提とした作品は中国人に媚びるためにパンダのキャラクターを入れてくるわけですが、気になるのは台湾人のみなさんの受け止め方。

そして、そもそも台湾にパンダはいるのか? ということです。

ざっと調べてみたら、やはりパンダは中国本土に生息するもののようですが、台湾生まれのパンダもいるとのこと。ただ、「中台関係改善」の証に中国本土から贈られたパンダの子ということで、なんとも微妙です。

贈られたつがいのパンダの名前は「団団」と「円円」で、あわせると意味は「再開」「統一」という感じになるそうです。うーん。

そういえば日本語にも「大団円」という言葉がありました。もしやと思って確認してみたところ、中国語にも「大団円」という言葉はあり、ただし意味は「結束」「結局」といったところで、日本語とはニュアンスが異なるようです。パンダの名前も同じ意味合いから来ているんでしょうね。

いや、まって! 英語力のための挑戦なのに中国語に詳しくなってる!

これが米中覇権交代の現実……!? というわけではありませんが、話の方は「大団円」とはいきません。次回、後編に続きます。

(继续)


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