2020年 4月5日「SMプレイの話」
SMプレイについて考えた。
叩いたり叩かれたりするアレだ。
多分読んでいた漫画のせいだ。
どちらが立場が上か。
パッと答えを出すならS。
なぜなら与える側だから。
Mはあくまで受け取る側だから、立場は下と考えられる。
すこし考える。
SMが発生するには両者の合意が必須だ。
どちらかだけが求めるならばそれはもうプレイとして成立しない。
Sとは与えるものだ。
しかし一方的にではないことが味噌である。
統制の取れたSMプレイを実行するなら、Sが行う加虐行為にMは満足しなければならない。
つまりSはMが満足しうる行為を行わねばならない。尽くさねばならないのだ。
なれば真に主導権を握るのはMなのではないか。
Mが裁定を下すと言ってもいい。
だがその快感はSが行わなければ、やはり発生しないものだ。
これはどちらが上下と考えること自体がナンセンスなのではないか。
やはり相互に働きかけないと成立しない。それこそがSMプレイだ。
優しき世界に乾杯。
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