【医師論文解説】妊娠中の大麻使用、在胎不当過小児や死産のリスク上昇を示唆【】
背景米国では再生産年齢の女性の間で大麻使用が増加しているものの、妊娠中の大麻曝露とアウトカムとの関連性は不明確である。大麻使用は胎盤機能不全に関連する可能性があると考えられているが、先行研究では結果が一貫していない。そこで研究チームは、米国8施設の前向きコホート研究「NuMoM2b試験」のデータを解析した。
方法2010-2013年に8施設で未経産婦9,257例を登録し、妊娠中に3回の尿検体を採取した。検体中の大麻代謝産物である11-ノル-9-カルボキシ-Δ9-テトラヒドロ