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2月読んだ本のまとめ デザイン・学習・カレーレシピ

突破するデザイン

現在のオープンイノベーションに対するアンチ的な内容。特に一貫して、意味のあるデザインが求められることを説く本。その考えに同意できるかは置いといて、例は本当にイノベーティブで面白い。「ファイブフィンガーズ」をはじめとして、今までになかった「意味」を生み出している製品がたくさん紹介されている。


図鑑デザイン全史


その時代ごとのデザインの流行りがわかる。その時代の新しい技術を使うアートと、純粋にデザインに凝ったアートの大きく2つに分けられると感じる。ある時代から曲線美を重視したデザインが急に増えるのも面白い。個人的には熱して木を曲げるのが好き。


使える脳の鍛え方


再起の大切さを学ぶ本。分散学習やメンタルモデル作成の重要性もわかる。個人的にはそれらの核の部分よりも、バイアスの話のほうが心に響いた。「学力の経済学」で、教育は専門でない人がよく口出しをするという話があったが、まさにその通り。みんな印象で物事を測ることの愚かさを知るべき



スパイスカフェ


単スパイス料理を紹介していることと日本人の馴染みのある食材にスパイスでアレンジしたレシピが多いのが良い


伝わるデザインの基本


仕事でパワポ作るなら読んどくべき。取り入れやすいから他のデザイン本よりも個人的には有益



世界一優しいスパイスカレー教室


レヌ・アロラよりこっちのほうが新しい分見やすいかも。変なレシピがないので無駄なく一生使えそう

残酷すぎる成功法則


完全にエビデンスベースで、かつ本当に重要なことだけが書かれている。身近な例えはないが、逆に成功者のエピソードがついていて記憶への残り方が段違い。
内容としては、サイコパスや目標設定、幸福(GIVE&TAKEなど)や1万時間の法則などの内容のまとめ本。成功者のエピソードを見て憧れとともに行動したくなる。
本の10%以上が参考文献であり、かつ参考文献の本の欄は良書だらけ。

本当に良い本

失敗図鑑

偉人の失敗談を知ることができる。完全な弱みというよりは、乗り越えられた逆境の紹介が多い。偉人も完璧超人なんかではなく、同じ人間であり、自分と向き合って努力した結果得られた姿なのだと知ることができる。これも良書。

超筋トレが最強のソリューションである

前回売れた本の続き。研究者がついて詳細を解説するのと、前回の本の読者の成功体験の紹介が大部分を占める。研究者の解説がわかりやすいので、以前の内容にデータが上乗せされて質が上がっている。自己啓発調も良いが、科学的に証明されているということを強調してくれると、行動しやすくなる。内容は一言「筋トレしろ」。

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