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【読書】2021年最も売れた本『スマホ脳』を読み、iPhoneをモノクロにしてみた
ぼくたちが毎日使うスマートフォン。
iPhoneではスマホの使用状況レポートを確認できるので、レポートを見るたびに「1日にこんなにスマホ見てたっけ?」と驚かされます。
スマホの登場でぼくたちの生活は明らかに変わりました。
いままで見知らぬ土地をたびするには事前に地図を手に入れていましたが、今はGoogle Mapさえあれば目的地に最短で到着することでできます。
そんなスマホの便利さに慣れる反面、「スマホの危険性」については最近になってやっと議論されるようになってきました。
そのスマホの危険性を正面から論じ、2021年に最も売れた本が『スマホ脳』です。
いままでインターネットの危険性について論じた本はありましたが、スマホの危険性について警告を鳴らす書はあまりなく、画期的な本といえます。
この記事では、『スマホ脳』で語られる、なぜスマホが危険なのか?と、すぐにできる対策について紹介します。
スマホは「新しいドラッグ」
『スマホ脳』は簡単にいうと、スマホの危険性をこれでもかと語る本なのですが、日常でぼくたちが薄々気づいていることを言語化してくれています。
この本で学んだことは、人間の脳はスマホに対応できておらず、スマホ中毒は睡眠不足の原因になり、最悪うつを引き起こすということ。
たちが悪いのは、SNSが「スマホ中毒を誘発する仕掛け」が盛り沢山なことです。
色とりどりの装飾や貼り付けられたリンクはそれだけで脳への刺激を与えており、その脳への刺激は集中力の低下を引き起こします。
なぜ集中力が低下するかというと、人間の集中力には限りがあるから。
スマホで集中力が削られると、他のことに対する集中力が減ってししまいます。
学生がポケットに携帯を入れているだけで学習効率が下がるという驚きの研究結果も紹介されています。
まさにスマホは「新しいドラッグ」であると著者は断言しています。
簡単な対処法:iPhoneの画面をモノクロ化
いくつかの対処法が挙げられていたのですが、その中の一つで誰でもすぐに実践できる「iPhoneの画面をモノクロにする」を実際にやってみました。
これは衝撃です!
画面が全部モノクロなので、ホーム画面で全くストレスを感じません!
というか、脳への訴求感が明らかに低減しているのがわかります!
正直、いままでホーム画面のカラフルなアプリアイコン達を見ても、ストレスを感じたことはないと思っていました。
でも、それは単に目の前のストレスに気付いていなかっただけだったのだと、モノクロ画面のストレスフリーさを感じることによって気がつくことができました。
この感じは、iPhone画面をモノクロにするだけで味わうことができるので是非オススメです。
iPhone画面をモノクロにする方法
iPhoneの画面をモノクロにするやり方は簡単です。
「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「カラーフィルタ」タブ→「カラーフィルタを有効にする」にチェックを入れる
iPhoneのモノクロ表示にハマり、Macも同様にモノクロに変更しました。
Macの画面をモノクロにするやり方は下記。
「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ」→「カラーフィルタ」→カラーフィルタをonにする
びっくりするほどストレスフリーな感じになるので、興味のある方は是非トライしてみてください。
具体的な対処法:続編あり
『スマホ脳』にもiPhoneのモノクロ化などの対処法が書いてあるが、もっと具体的に「これからどうすればいいのか?」に答える続編として出版されたのが『最強脳』です。
同じ著者が、人口1000万人のスウェーデンで60万部を超えるベストセラーを叩き出した『一流の頭脳』を、ジュニア向けに書きなおした本となります。
基本的に運動の効用とそのやり方について書いてあり、集中力や発想力を上げるのに参考になりました。
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